色彩検定とは
- 文部科学省後援の検定試験で、「理論に裏付けられた色彩の実践的活用能力」を身につけることのできる資格です(参考:https://www.aft.or.jp)
- 1級~3級まであり、夏期と冬期に検定試験があります
- 但し、1級に関しては冬期のみになります
色彩検定1級について
- 2級、3級は知識ベースの出題ですが、1級からは二次試験で実技の能力も問われます
- 合格率もがくりと下がり、色に関するより詳細な知識と色を認識する力を求められます
一次試験対策
- 出題形式
- 大問が15ほどあり、最後の1つだけ記述、他はマークシート
- 勉強方法
- 公式テキストを繰り返し読む(HP:https://www.aft-kikaku.co.jp/doc/lineup.html )
- 知識量が膨大なので、何回も読んで、単語⇒意味、説明⇒単語が一致するように訓練する
- 1次試験は基本的に公式テキストを丸暗記しておけば合格できるような出題内容になっている
二次試験対策
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出題形式
- 大問が4つほど
- マークシートではなく、基本的に記述
- 適切なカラーカードを所定のサイズに切り貼りする問題の出題
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勉強方法
- 用語や数値はひたすら紙に書いて覚える
- いつも目のつくところに色相環やトーンの絵を印刷したものを貼っておく
- 配色をまとめた本を一冊は持っておき、配色の感覚を養う
- 色を測定してくれるスマホアプリで日常にある色をかたっぱしから数値化して、物と紐づけて、色を覚える
- おすすめ!「色彩ヘルパー」というアプリ
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暗記項目
- マンセル表色系 色番号と色の組み合わせ覚える
- PCCS表色系
- 色番号と色の組み合わせ覚える
- 明度と彩度のスケールを覚える
- トーン
- トーン名を覚える
- トーンをイメージする形容詞を覚える
- 配色名を覚える
- マンセルとPCCSの対応を覚える
- 配色を表す用語を覚える
- 同一、隣接、ルイジ、中差、対照、補色
- 一般的な色の分類を覚える
- 暖色、寒色
- 中性色
- 色料3原色
- 色光3原色
- 心理4原色
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訓練項目
- 慣用色名をできるだけ多く覚える
- 色を見分けられるようにする