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実務未経験の初学者がAWS認定クラウドプラクティショナーに合格するまでにやったこと。

Last updated at Posted at 2021-12-12

はじめに

先日、AWS認定プラクティショナー試験を受験しました。
実務未経験だったのでサービスの理解等に心配がありましたが、無事に合格することができました。
この記事は、今後の自分のための学習の振り返りと、
自分と似たような状況でこれから受験する方への参考として、

  • 事前にこんな知識を持っていて
  • こんな勉強をすると
  • テストのレベル感をどう感じて
  • 実際どのくらいの点数が取れたか
    といった記録を残しておこうと思って書いたものになります。

簡単なまとめ

学習時間 43時間
得点数 799 / 1000 点
テスト本番で使った時間 90 / 90分

こちらを見ればわかると思いますが、
「最短最速で満点合格するぜ!」みたいな記事ではないのでご承知おきください。

事前知識と学習内容に対する本番のレベル感をイメージしやすくするためのものと思ってもらえると幸いです。

※学習時間はtoggl計測ですが、試験の受講登録や、学習用のテキスト・Udemy講座を探したりする時間も含まれています。

事前に持っていた知識

学習開始前、事前に持っていた知識は以下の通りになります。

基礎知識

  • ITパスポート:取得済み
  • 基本情報処理技術者試験:未受験

AWS以外の知識

  • HTML/CSS
  • PHP
  • Laravel
  • JavaScript
  • Git
  • サーバー(Linux)
  • セキュリティ

それぞれ入門書1-2冊分を写経したくらいの知識。

AWSに関する知識

  • 書籍:AWSで始めるLinux入門ガイド
  • AWS公式:「はじめてのアマゾンウェブサービス」
  • AWS公式:「AWS Hunds-on for Beginners」

EC2などいくつかの主要サービスについて、
「どんなサービスなのか雰囲気だけ知っている」くらいの状態。

学習内容

学習には以下を利用しました。
順番は個人的に役に立った順になります。

  • Udemy:「この問題だけで合格可能!AWS認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)」
    • ほぼ一択の鉄板みたいにネットで紹介されてる問題集。
    • 本番に近い形式で解説もついているため、実際一番勉強になった。
  • AWSスキルビルダー:「AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (日本語実写版)」
    • 日本人が日本語でAWSを解説してくれる動画講座。
    • 例えがとてもわかりやすく、サービスを一通り理解するのに非常に役立った。
    • 学習を飽きさせず、理解しやすくするための工夫がされていて取り組みやすい。
    • ノリが海外のそれなので最初は違和感があるが慣れると面白い(主観)
    • 和訳といっても、横文字がそのまま並ぶことが多いので(ニュアンスの関係上?)知らない横文字は調べながら視聴する必要がある。
  • web問題集:「【AWS資格】無料WEB問題集&徹底解説 | クラウドプラクティショナー(CLF)」
    • 無料だったのでやってみたが、学習の入り口としてとても使いやすかった。
  • 書籍:「一夜漬けAWS認定クラウドプラクティショナー」
    • 他よりも網羅性が高いとの評判が多かったため購入
    • 正直そこまで活躍はしなかったが復習時にピンポイントで役に立つことがあった。
    • 付属する模擬問題集は解説とセットでかなり理解しやすかった。

詳細

  1. はじめにスキルビルダーで基礎的なサービスを理解
  2. スキルビルダーの後半からweb問題集を併用して学習
  3. Udemyの模擬試験に挑戦→解説読む(基礎1週目)
  4. 書籍により復習
  5. Udemyの模擬試験に挑戦→解説読む(基礎2週目+応用1週目)
  6. 随時復習しながらUdemyの模擬試験に挑戦→解説読む(応用2週目、3週目)

試験本番までの模擬テストの成績は以下のような感じでした。

週目 基礎 応用
1週目 70% 55%
2週目 90% 70%
3週目 - 90%
※ %はおおよその値です。

テストのレベル感

最初にまとめて書いた通り、結果は試験時間90分をフル活用して799点でした。

予想より難しい!というのが受けてみた印象です。

AWS試験本番では見直したい問題をマークしておけるのですが、
1周解いた時点でマークが15個ほどあり、少し焦りを感じました。

最終的にはマークを2個まで削り、テスト終了。

問題数65問に対して2割間違えているので、配点が一定なら13問落とした感じです。(不合格ラインはおそらく20問前後)

大体マークした数と同じくらいなので割と感覚通りの得点ですね。

回答時に問題ごとにメモを残せる機能があり、見直しの際に非常に助けられました。

振り返り

今回のAWS認定クラウドプラクティショナーの試験を受けるにあたり、行った学習方法は以下のようなやり方でした。

  1. 動画で基礎を一通り押さえる
  2. 模擬テスト1週
  3. 動画+書籍で復習
  4. 模擬テスト2週、3週

振り返って思うこと

  • 1週目の動画視聴時に、理解しきれないサービスが「へーふーん」状態になったため、その時間はロスに思えた。

  • テストまでの期間を考え連続で模擬テストを受講したが、解説を読むのに力を使うので、受講→解説→受講...というサイクルは集中力的にあんまり良くなかったかなと感じた。

  • 短いサイクルで模擬テストを受けたので、答えを覚えている問題がどうしても出てしまい、惰性で解いている部分があった。

次回の学習をどうするか

次回SAA受ける時はテスト先行で学習してみようと思っています。
具体的には、以下のような小さなサイクルを回してみようかと。

  1. 模擬テスト
  2. 基礎学習・復習
  3. 模擬テスト
    ...

理由は以下の通り。

  • 模擬テストでは実務的な内容も多く出てくるのでその解説を読み、改めて動画を視聴したときに、なるほどと思えることが多かった
  • 模擬テストで初見のサービス名が出てくると、基本太刀打ちできないが、後からそのサービスを動画等で確認すると理解がスムーズになる感覚があった

受験してみて思ったこと

  • AWSのサービスの広さ半端ない
  • 実務なしで資格を取ることについて、ただの暗記になってしまうのではと思っていたが、AWS自体がビジネスのニーズに応えて既存の課題を解決するためのサービスなので、普通にめちゃめちゃ勉強になった。

終わりに

学習記録を取っていたので振り返り用に作成してみました。もし「こういう内容も気になる!」ということがあればコメントいただけると嬉しいです。手持ちのメモで対応できるものなら追記したいと思います。
今後受験する方の参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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