前置き
会社では業務中は常にSkypeを起動しておく必要があるのですが、直ぐに忘れてしまうので、自動起動するようにしたいのですが、業務時間外には起動して欲しくなく、調べたがタスクスケジューラでは出来ないと書かれていたため、やり方を考えた。
※ 2020/06/17 Windows起動時はアプリの自動起動を使ってましたが、こちらも定時内のみにするためタスク化しました。
方法概要
タスクの有効/無効はコマンドにより制御可能なため、タスクを有効/無効にするタスクを作って、時間でタスクを有効/無効にします。
アプリを起動するタスクを作成
※実行したいアプリの起動タスクを作成する。以下はSkype起動の例。
- タスクスケジューラを起動
- タスクの作成
- 全般 タブ
名前:Skypeの起動(リモート接続)
説明:リモート接続時のSkypeの起動 - トリガー タブ
トリガー①
タスクの開始:ユーザーセッションへの接続時
設定
⦿ 特定のユーザー: [アプリを利用しているアカウント]
⦿ リモート コンピュータ-からの接続
詳細設定
☑ 停止するまでの時間:10時間
トリガー②
タスクの開始:ログオン時
設定
⦿ 特定のユーザー: [アプリを利用しているアカウント]
詳細設定
☑ 遅延時間を指定する:5分間 ※起動直後はPC重いので遅延 - 操作 タブ
新規(N)...
操作:プログラムの開始
設定
プログラム/スクリプト:"C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Office15\lync.exe" - 条件 タブ
※ デフォルトのまま - 設定 タブ
☑ スケジュールされた時刻にタスクを開始できなかった場合、すぐにタスクを実行する
☑ タスクを停止するまでの時間:12時間
アプリを起動するタスクのプロセス優先度の変更
- 作成したタスク(Skypeの起動(リモート接続))を右クリックし、エクスポートし、任意の場所へ格納
N:\Documents\official\PC設定\タスクスケジューラ
Skypeの起動.xml - 作成したタスク(Skypeの起動(リモート接続))を右クリックし、削除
- Skypeの起動.xmlをテキストエディタで開き、以下のように変更
<Priority>7</Priority>
⇒<Priority>6</Priority>
- タスクスケジューラを右クリックし、タスクのインポートでSkypeの起動.xmlを選択
起動タスクを有効化するタスク
- タスクの作成
- 全般 タブ
名前:Skypeの起動 有効化
説明:タスク:Skypeの起動(リモート接続) の定時の有効化
セキュリティ オプション
タスクの実行時に使うユーザー アカウント ※Admin権限要
☑ 最上位の特権で実行する - トリガー タブ
新規(N)...
タスクの開始:スケジュールに従う
設定
⦿ 毎週
開始: yyy/mm/dd 8:00:00
間隔:1
☐ 日曜日 ☑ 月曜日 ☑ 火曜日 ☑ 水曜日 ☑ 木曜日 ☑ 金曜日 ☐ 土曜日 - 操作 タブ
新規(N)...
操作:プログラムの開始
設定
プログラム/スクリプト:SCHTASKS
引数の追加:/Change /TN "\Skypeの起動(リモート接続)" /ENABLE - 条件 タブ
※ デフォルトのまま - 設定 タブ
※ デフォルトのまま
起動タスクを無効化するタスク
- タスクの作成
- 全般 タブ
名前:Skypeの起動 無効化
説明:タスク:Skypeの起動(リモート接続) の定時の無効化
セキュリティ オプション
タスクの実行時に使うユーザー アカウント ※Admin権限要
☑ 最上位の特権で実行する - トリガー タブ
新規(N)...
タスクの開始:スケジュールに従う
設定
⦿ 毎週
開始: yyy/mm/dd 18:00:00
間隔:1
☐ 日曜日 ☑ 月曜日 ☑ 火曜日 ☑ 水曜日 ☑ 木曜日 ☑ 金曜日 ☐ 土曜日 - 操作 タブ
新規(N)...
操作:プログラムの開始
設定
プログラム/スクリプト:SCHTASKS
引数の追加:/Change /TN "\Skypeの起動(リモート接続)" /DISABLE - 条件 タブ
※ デフォルトのまま - 設定 タブ
※ デフォルトのまま