はじめに
本記事はJava Gold11に合格するために行った勉強法を記載したものです。
これから受験を考えている方の役に立てればと思い、
備忘録的な意味合いも兼ねて書き残すことにしました。
本記事の想定読者
・Java Silverに合格済で、Goldの受験を検討している方
※Goldの受験にはSilverに合格していることが必須条件のため、
Silver合格済の方を対象としています。
使用した書籍&合格までの勉強日数
書籍
→Bronze,Silverと同様、黒本の内容を完璧に理解していく形で勉強しました。
勉強日数
→応用情報受験後から開始して、1か月ちょいくらいでした。
応用情報の結果が合格であれば、そちらの体験記も書こうと思います。
勉強開始直後の感想
黒本を購入して、第1章を見た瞬間Silverとの難易度の差に愕然としました...
Silverの勉強を始めた際は、第1章を見た時「Bronzeの延長っぽいな」といった感想を抱き、ラムダ式辺りに差し掛かるまでずっとその感覚で解き進めていました。
ですが、Goldは第一章からずっと初見の分野しか問われず、
Silverの延長線にあるといった感覚は一切抱けませんでした。
本当にこんな問題が理解できるようになるのか...?とずっと不安なまま解き進めていました。
こんな状態からでも無事合格できたので、今同じ壁に当たっている方も安心してください!
勉強法
私は以下のような流れで勉強していました。
1.黒本を1章分等キリのいいところまで解き、採点する
2.黒本記載の解説を見たり、ChatGPTに解説してもらう
3.再度解き直す
4.不正解だった問題、正解ではあるものの根拠を説明できない問題については、2からやり直し。
黒本記載の解説だと、レベルが高すぎて理解できない...といった事も多かったので
ChatGPTには非常に助けられました。
Geminiも試してみましたが、解説が教科書チックであまり頭に入ってこなかったので、
口語調で解説してくれるChatGPTが一番使いやすかったです。
(プロンプトの問題かもしれないですが。。)
ChatGPTを利用する際には黒本の問題を写真で撮って、
「これの答えはA。解説して」みたいな投げ方をしていました。
補足:※ハルシネーションを起こすことも度々ありましたので、その点にはご注意ください。
その選択肢が正解とされている理由について理解することが出来たら、
下記2点まで深堀して理解するようにしていました。
・他の選択肢はなぜ誤りとされているのか
・他の選択肢が正解になるには、どういった修正が必要か
各章を上記勉強法で解き進め、大体黒本4周くらいしていました。
1周目は初見で解いてズタボロの状態、2周目は解説読んだ後解いてある程度マシな状態。
3,4周目はほぼ満点に近い状態。といったところでした。
各章の重要度
第1章:クラスとインタフェース
→まぁまぁ出る。Enumは特に抑えておくべき。
第2章:関数型インタフェースとラムダ式
→かなり出る。徹底的にやるべき。
第3章:並列処理
→まぁまぁ出る。しっかりやっておくべき。
第4章:ストリームAPI
→かなり出る。徹底的にやるべき。
第5章:入出力
→まぁまぁ出る。しっかりやっておくべき。
第6章:JDBCによるデータベース連携
→これはあんまり出てなかったと思う。
第7章:汎用とコレクション
→まぁまぁ出る。しっかりやっておきべきだけど、覚えることはそんなに多くない。
第8章:アノテーション
→出た記憶がないくらい、出てなかったと思う。
第9章:例外とアサーション
→まぁまぁ出る。しっかりやっておくべき。
第10章:ローカライズ
→そんなに出ない。けどある程度はやっておくべき。
第11章:モジュール・システム
→そんなに出ない。けどある程度はやっておくべき。
requiresとかexportsとかその辺の用途はしっかり抑えておくべき。
第12章:セキュアコーディング
→よく出る。しっかりやっておくべき。
2章4章はとにかくやっておくべきだと思います。
Goldは当たり前のようにラムダ式が使用されているので、特にラムダ式は絶対に抑えておくべき。
試験本番&締め
黒本の章末問題から8割近く出る...なんて噂も聞いていましたが、私が受験した際には6,7割くらいだったかと思います。選択肢の順番はシャッフルされてました。
黒本外の問題でも、問われている内容自体は黒本の問題と大差なく、理解不能な初見問題等は特になかったです。
黒本を完璧に仕上げておけば合格できると思いますので、受験を検討されている方は頑張ってください!