初めまして。初投稿です。
私は4年前に、介護職から未経験でWebプログラマーに転職しました。
現在は色々な現場に派遣され、主に社内システム開発に携わっています。
今回は私自身が、どうやって未経験からこの業界に転職できたのか。
こんなケースもあるのだ程度で見て頂けると嬉しいです!
目次
- 突然プログラマーを志す
- 経験0からいきなりIT系派遣会社の面接を受ける
- IT系派遣会社から最低でもこの資格を取るよう指示頂く
- 一週間後に対象資格を2つ取得→やる気を買われ内定を勝ち取る
- 終わりに
突然プログラマーを志す
その当時は介護職だったのですが、介護現場には夜中の勤務があります。
場所にもよりますが、結構な長時間労働です。(16:30~9:00など)
呼び出し頂いた方の排泄介助や話し相手、そして寝返りを打てない方への寝返介助などを行います。
特にこの寝返り介助(体交といいます)が、利用者にとっても介助者にとってもなかなか大変な作業でした。以下のような問題点があったのです。
利用者…2時間おきに体を左右に勝手に動かされ目が覚めやすい
介助者…中腰の作業のため腰や腕への負担が大きい
体交を行わなかった場合、腰など体重のかかる場所の血流が悪くなってしまい床ずれの原因になってしまうため、必ず行わなくてはいけません。
そんなある日、職場に自動体交ベッドというものが導入されました。
これが1時間や2時間おきにベッド自体が角度を変えてくれる優れモノでした。
単純ですが、こういう人の役に立つものを作れる人になりたい!
→プログラマーになろう!と思い立ち、転職活動を開始しました。
経験0からいきなりIT系派遣会社の面接を受ける
「転職 IT」で検索をかけ、その日のうちにIT転職サイトに登録。
「未経験歓迎!」のタグが付いているIT派遣会社に応募しました。
1週間後に面接を取り付け、面接までの期間は無料でプログラミングが学べるWebサービスを登録。
HTML、PHP、Javascriptの初歩の構文を憶えていきました。
そして面接当日。
正直何を話したのかあまり覚えていないのですが、
- 自動体交ベッドに感動したこと。
- 現在PHPなどを勉強していること
- 携帯の解体や、音楽プレーヤの解体をしたことがある話(?)
等を話したようで、3つ目の解体の話に興味を持ってくださった今の上司にチャンスを頂きました。
最近その時の話をして頂き、主語も要点もめちゃくちゃな面接だったようです。。
運がよかったのだと思います。また、すぐに行動したのも良かったのだと思います。
介護職仲間や上司からは、「介護からの転職なんて絶対無理だ」と当時何度も言われました。
転職というと、止めてくる人達も多いです。
でも自身がやりたいなら行動しないと、後悔してしまいます。動いてよかった。
派遣会社から最低でもこの資格を取るよう指示頂く
当たり前のことですが、未経験+何の資格も持っていない=現場採用は難しい です。
そのため、まずはMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)の、
ExcelとWordの資格を取るよう派遣会社から指示がありました。
現場にもよりますが、ExcelやWordを使用する機会はとても多いです。
製造されたプログラム用のテスト仕様書や、基本/詳細設計書にも使われています。
この時に勉強した内容が現場で役立つことも多いです。
この指示は、自身のやる気を見せるチャンスだと感じました。
この資格を早めに取れば取るほど、相手も前向きに動いてくれると考えました。
早速「MOS 最短 合格」で検索をかけ、おススメと書かれた参考本を2冊購入し勉強を始めました。
一週間後に対象資格を2つ取得→やる気を買われ内定を勝ち取る
できるだけ早く合格を伝えた方が、相手にも驚きを与えられると思い
当時の職場で有休を取得。1週間後に資格試験の申し込みをし、PCに6日間かじりつきました。
1週間後、同日にExcelとWordの試験を実施。
1000点満点中、両方とも1000点で合格しその日のうちに派遣先に合格の旨とスコア結果とを送信しました。
実は当時、上司としては1か月~2か月での合格を想定されていたようで、ここまで本気ならば内定させなければと思って頂いたと聞きました。
結果、見習いプログラマーとして入社し現在もプログラマーを続けています。
終わりに
自身がITへの転職を志した時、「IT転職」で調べても
- 有料でプログラミングスクールに通って卒業後
- まずは1からプログラムを作成後
という記事が多く、
こういう形で入ったという記事が見当たらなかったため、この記事を書かせて頂きました。
行動すれば上手くいくこともあります。
未経験から転職を考えている方にとって、ひとつの参考となれれば嬉しいです。
次回以降は、技術的な記事にもチャレンジしていきたいです。
ご意見などありましたら、コメント頂けますと喜びます。
こんな拙い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!