基本的な流れ
Gitの使用方法の基本的な流れは以下のようになる.
- pull: サーバー上の最新のソースファイルをPCにコピーする.
- 編集: PC上でソースファイルを編集する.
- commit: ソースファイルの編集をセーブする.
- push: セーブした変更をサーバーに送る.
この4つを知っているだけで,最も基本的な使用方法である,差分管理ができる.
pull
サーバ上の最新のソースファイルをPCにコピーする.一人だけでリポジトリを管理している場合は,「サーバ上の最新のソースファイル」=「PC上のソースファイル」であるのでこの操作は不要.
複数人で同じリポジトリを管理している場合や,一人でも複数のPCからアクセスする可能性がある場合は必要な操作である.
GitHub Desktop 上では右上の Sync ボタンをクリックするだけ.
コマンド:
# git pull
編集
git ディレクトリ内のソースファイルを普通に編集する.
commit
ソースファイルの編集をセーブする.
GitHub Desktop では,clone したリポジトリ内でファイルに変更を加えると,自動的に検出される.変更が検出されると Changes タブに行った変更が全て表示されるので,
- Summary: 簡単な説明
- Description: 詳しい説明
を記入し,Commit to Document
をクリックする.
コマンド:
# git add [ファイル名orディレクトリ名] // 新規ファイルorディレクトリを管理対象に追加.
# git commit -a -m "任意のコメント" // 変更点をセーブ.どういう変更を行ったのかコメントをつける.
(-aオプションを入れると変更を自動検出してくれる)
push
セーブした変更点をサーバに送る.
GitHub Desktop では Sync ボタンをクリックするだけ.
# git push origin master
push が完了したら,GitHub のページにも変更が反映されていることが確認できる.
全ての commit の情報が記録されるため,ネットワークに接続できないときなど,push 出来ないときでも変更点を記録(commit)しておき,まとめて情報を push することができる.
履歴の確認
GitHub Desktop の History タブで確認できる.GitHub のリポジトリページでも確認できる.