Alfredとは
Mac向けのランチャーアプリです。
純正アプリのSpotlightと比較されがちですが、断然こっちをおすすめします。
なぜなら、なんでもできるからです(笑)
あとは、とにかく検索が高速だからです。
個人的には、これが入ってないMacはストレスがたまりすぎて使えないです。
ダウンロードはこちらからどうぞ。
何ができるのか
先ほど、なんでもできると言いましたが、具体的には何ができて、どう便利なのでしょうか?
1つずつ説明していきます。
アプリ、ファイルの検索 & 起動ができる
これは当たり前かもしれませんが、Spotlightと比較して、痒い所に手が届く性能になっています。
例えばSpotlightでは、文字を打ち終えて、少し経ってから検索結果が表示されますが、
Alfredはリアルタイムで絞り込んでくれます。
この体感差はかなり大きく、久しぶりにSpotlightを触ってみたらびっくりしました。
また、アプリとファイルを別々に検索することができるのもポイントです。
Spotlightでは「evernote」と検索すると、関連する情報が全て表示されます。
一方Alfredでは「evernote」だけだと、関連するアプリのみが表示されます。
そして「'」を先頭につけることで、関連するファイルの結果も表示されます。
細かいかもしれませんが、実際に使ってみるとその便利さに気づくと思います。
電卓として使える
デフォルトの電卓がそのまま使えます。
これはかなり重宝していて、一々電卓アプリを起動することなく計算ができるので、非常に便利です。
ちなみに、「=」キーワードを入力することで、logやsinなど、アドバンスな電卓も使えます。
辞書として使える
正直、一番よく使っているのがこの機能です。
このように設定しておくと、「d」キーワードで辞書が引けます。
普段は辞書アプリを立ち上げて、「Japanese-English」のタブを開いたままにしています。
そうすることで、英語で検索したら日本語、日本語で検索したら英語の検索結果を辞書アプリで表示してくれます。
クリップボードを確認できる
今まで、クリップボードを保存しておくのに、「Clipy」というアプリを使っていたのですが、これを使う必要がなくなりました。
Alfredのクリップボードマネージャは、履歴を保存しておくだけではなく、検索もできます。
Snippetを登録できる
スニペットとは、ざっくり言えば、よく使うパターンをキーワードとして登録しておいて、呼び出せるようにするというものです。
スニペットを登録できるアプリケーションは色々ありますが、Alfredは一味違います。
なんと、キーワードを入力すると、すぐに登録したスニペットを呼び出すことができるのです。
これにより、ホットキーを叩いて検索するという手間が省けます。
「Automatically expand snippets by keyword」をオンにすることで、それが可能になります。
具体的例をあげると、date型のパイプをスニペットに登録しておきたい場合を考えます。
プレフィクスを「>>」、キーワードを「date」で「date:'yyyy年MM月dd日'」というスニペットを登録したとすると、
「>>date」と入力すると、「date:'yyyy年MM月dd日'」と表示されるわけです。
これを上手く使えば、生産性が10倍は上がると思います。
iTunesを再生できる
Apple Musicを登録している方に特におすすめしたいです。
これは、ライブラリに登録されている曲を検索して再生できるという代物です。
1Passwordと連携できる
2番目によく使う機能です。
1Passwordに登録してあるパスワードを検索して確認することができます。
最近セキュリティの意識が高くなってきて、このアプリで自動的に生成したパスワードを用いることが多くなってきたので、確認することも増えてきました。
一々アプリを起動する手間が省けるので、非常にありがたいです。
おすすめのキーバインド
ここまで紹介してきた機能ですが、キーバインドを自分の使いやすいようにカスタマイズしておかないと使い物になりません。
そこで、僕がどのように設定しているのかを紹介したいと思います。
[Alfredの起動] -> [control] + [Space]
[Clipbord] -> [alt] + [command] + c
[Snippets] -> [alt] + [command] + v
[iTunes] -> [alt] + [command] + [Enter]
つづく。
さて、ここまで紹介したのはAlfredのほんの一部で、しかも無料の機能です。
次の記事で、Workflowsという拡張性の高い機能を紹介しようと思うので、
Alfredが気に入った方は読んでみてください。