etc
設定ファイル集的な感じ
<役割>
設定ファイルを格納する場所。OSや各アプリケーションの設定が保存されている。
/etc/passward
/etc/httpd/
など
httpd
Apache HTTTPサーバーの設定が入る場所でRedHat系ディストリビューションで使われる
<役割>
通常は
/etc/httpd
のように使う
conf
設定を意味する
<役割>
明確に /conf というディレクトリは標準にはないが、アプリケーションごとに設定用として使われることがある
opt
追加ソフト担当
<役割>
追加でインストールしたソフトウェアを入れるためのディレクトリ
/opt/google/chrome
など
tmp
一時ファイル
<役割>
一時ファイル用
再起動すると消えることが多い
アプリやシステムが一時的に使うデータを保存するディレクトリ
usr
OS標準のアプリやライブラリなどが入っている
※ユーザー用ではない(後のlocalがユーザー用)
<役割>
OS標準のアプリやライブラリが入っており、bin, lib share などに細かく分類される
/usr/bin
/usr/lib
/usr/shara
など
src
ソースコード
<役割>
開発中のプログラムやカーネルのソースコードを置くために使われる
local
ローカル(ユーザー用)
ユーザー独自の追加ソフト
<役割>
ユーザーが手動でインストールしたソフトウェアをここに置く
OSの標準と分けるため、localとして分けている
/usr/local
var
バリアブル(ログやメール等の内容が変化するファイル)
<役割>
ログやキャッシュなど、頻繁に内容が変化するデータを保存する
/var/log
/var/tmp
など
bin
バイナリ
コマンドの実体
<役割>
システムの基本コマンド(ls, cp, rm)などを含んでいる
OSが起動するのに必要な最小限のコマンドがある
lib
ライブラリ
プログラムの部品
<役割>
/bin にあるコマンドを動かすための共有ライブラリ
.so ファイルが入っている
よくある組み合わせとパス例
/etc/httpd/conf/httpd.conf
→Apacheサーバーの設定ファイルの一つ。httpdサービスの中のconfディレクトリ。
/usr/local/bin
→ユーザーが手動で入れたコマンドがここに入る
/var/log/
→システムやアプリのログファイルがここに保存される