はじめに
2023年4月から新形式になった基本情報技術者試験を受けてきました。
自戒も込めて、記録していきます。
この記事の対象者
- アルゴリズムが苦手で他人の学習方法が知りたい人
- 何でもいいから基本情報の合格記が読みたい人
受験結果と筆者について
得点
科目A 655/1000
科目B 780/1000
(正式な合格通知はまだ来ていません)
わたし
- SIer新卒2年目エンジニア(経済学部卒)
- 開発系のプロジェクトで経験を積んでいるが、SEとしての自信がもう皆無
- これまで合格したのは、AWS:CLF,AZ-900,ITIL(f)
IPA試験の不合格記 - 1年目10月に基本情報を受けるも、午後試験3点不足
- 2年目4月に応用情報を受けるも、午前試験10点不足
学習について
全体的な方針
業務でプログラムを書いたりもするものの、アルゴリズムに相当な苦手意識がありました。前回受験の午後問題は、表計算やらDBを選択し、応用情報でも、午後は文系ホイホイな選択問題を解いていました。(結局落ちているのですが、、)
新形式は科目Bの大半が擬似言語アルゴリズムということで、合格のためには逃げられなくなり、重点的に対策をしました。
科目B(100分20問)
- 勉強時間
- 土日中心で2週間で12.5h
- 平日に勉強するモチベが上がらず受験日を予定より1週延期した
- 使用教材
- うかる! 基本情報技術者 [科目B・アルゴリズム編]
- IPAのサンプル問題1回分
- 詳しい勉強法
- 「うかる! 」の参考書を1冊終わらせることを目標に学習を始めました。
が、しかし1~4章までしか進まず、練習問題が多く載っている最後の5章は2,3問手を付けたのみ。トレースの仕方など、基本的な解き方を学ぶことに努めました。 - 1章で難易度低めの問題からスタート。アルゴリズムなんだ意外と楽しいやん、、、と筆者の思うツボなのか気付かされました!2章3章はじっくり理解できるまで解説を読んで、トレースしてみるの繰り返し。
- サンプル問題は本番前2時間で1回分解きました。後半の少し複雑なアルゴリズムは、この期に及んでもうまく解けず、落ち込みました。後処理として過去問道場さまの解説読んだあと自分で手を動かして再度挑戦したり。
- 本番は、セキュリティの問題からササッと手を付け、アルゴリズムに移った。1問時間が足りず勘で解答したが、他は、合っているかは置いといてトレースと解答は行った。
- 「うかる! 」の参考書を1冊終わらせることを目標に学習を始めました。
科目A(90分80問)
- 勉強時間
- 1週間で3hほど
- 使用教材
- 令和04年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室
- 過去問道場テクノロジ系
- IPAのサンプル問題テクノロジ系1回分
- 詳しい勉強法
- 「イメージ&クレバー方式」で苦手なネットワークの単元を読み直し
- 昨年から基本情報のいわゆる"午前問題"は解いていた、応用情報でも似たような学習をしていた、ということで今回はかなり最小限。というか、この勉強量は落ちていても不思議ではない。。。新形式になったものの、科目Aは、そこまで大きな変化はないと感じた。
- サンプル問題は、本番前に1回分解いた。たしか合格ラインスレスレ。焦って、用語を一気にインプットした。
- 昨年は過去問道場でテクノロジ系7年分、他分野を4年分
- 本番、時間が意外とギリギリで焦った。7分しか見直しができなかった。
まとめ
反省
昨年、不合格で痛い目に遭ったにも関わらず、満足に対策できなかった。
どうしても着手し始めが遅いと時間も取れないので、今後は試験勉強Startをはやめはやめに。
試験が終わっても受かった気はしなかったし、落ちてるか心配だったくらいなので、運も良かったのかな、、、。
自分を褒める
苦手だったアルゴリズム楽しく学べてえらい。
そもそも合格点到達してえらい。
業務内でもITに関する知識がなんだかんだ深くなっている。えらい。
仕事でなかなかうまく行かない時期も基本情報の勉強してえらい。
これから受ける皆さんへ
基本情報は取ってもそんなに意味はないとか、よく聞きます。
しかし、合格までの過程で広く知識が身につけられたこと、それが先輩エンジニアとの会話等で生かされているな、と日頃感じているので私は勉強できてよかったです!
みなさんが私のように2度も受けることがありませんように祈っています。