はじめに
皆さんは、Amazonの電子書籍Kindleを使っていますか?
Kindleで特に便利なところが、気に入った文章にマークをつけておける「ハイライト機能」ですよね。
今回は、そんなハイライトを管理できる便利サービスHighlightPickerを紹介します!
※旧サービス名:KindleAutoMailer
Kindleでよくある不満
ハイライト機能を使うと、自分が気に入った文章をマークして後から復習できるので、とても便利なサービスですよね。
しかし・・・
こんな不満はないではないでしょうか?
不満1:アプリ上では、本を開かないとハイライトが確認できない
Kindleアプリを使うと、その本のハイライトを確認できるようになっています。

「この本に引いたハイライトはこれ。」という確認はできるのですが、、
「あの文章って、"どの本に"書いてあるんだっけ・・・?」
って時に、1つずつ本を開かないと見つけることができない。
これがとても大きな不満でした。
不満2:「Kindleメモとハイライト」ページでも、本の横断検索はできない
Kindleには、ハイライトを確認するためにもう1つ便利なサービスがあります。
それが、「Kindleメモとハイライト」ページです。
https://read.amazon.co.jp/kp/notebook
このサイトにAmazonアカウントでログインすると、今まで読んだKindle本の表紙が一覧で表示されます。
そして表紙をクリックすると、「その本のハイライト」が表示されるんです。
このサイトを使えば、アプリを開かなくてもハイライトの復習ができます。
ですが・・・
「本をクリックして、その本のハイライトが表示される」システムには変わりないんです。
そのため、「あの文章って、どの本に書いてあるんだっけ・・・。」って時には対応できないんです。
かゆいところに手が届かん!!
Kindleハイライトに対してやりたいこと
個人的に、以下のことができれば満足でした。
- 複数の本を横断的に、ハイライトをサクサク確認できる
- ハイライトの「キーワード検索」ができる
- (できれば、)復習したハイライト「復習済み」のチェックができる
ここまで述べたように、これらの希望を満たす機能は公式サービスにはありません。
・・・そこで、ツールを自作いたしました!
Kindleハイライト管理ツール:HighlightPicker
それが、冒頭で紹介した、「HighlightPicker」です。
ログイン画面の下の方から、「デモページ」にアクセスできるようになっています。
まずは、デモを使って気軽に試してみてください!
どんなことができるサービスなのか?
このサービスを使うと、先ほど記載した「Kindleでやりたいこと」を実現できるようになっています。
【主な機能】
- 「Kindleメモとハイライト」のデータを、このサービスに登録できる
- その登録した情報が、表形式でサクサク復習できる
- キーワードを使った横断検索ができたり、ハイライトに「復習中チェック」をつけてリマインドメールが送れたりする
個人的に特に気に入っているのが、「キーワードの横断検索」です!
たとえば、「イノベーションって書いてあるハイライトは、どんなものがあるんだっけ・・・?」って気になったとき、
このサービスを使えば、一発で検索ができます。
最近は、この機能を使う機会がとても多く、大活躍しています!!
最後に
Kindleハイライトを管理するツールを紹介してきました。
「Kindleで本を読んだことがある」という方は、”使わないと損!”と言えるサービスだと思います。
少しでも気になった方は、ぜひ気軽に試してみてください!
サービスについて質問やご意見があれば、お気軽にコメント欄などでお伝えください。
技術的な説明
- Kindleハイライトデータを連携時、値を体系的にデータベースに登録することで、一覧表示やスライドショー表示を実現しています。
- 本の画像はimgデータをDBに保存するのではなく、imgのURLを保存しています。画面を開くたびにその画像をAmazonから呼び出す形式にしています。
- なお、その画像のURLはAmazonAPIを利用しています。ハイライト連携時に、タイトル情報からAmazonAPIを呼び出し本の画像URLを取得。そのURLをDBに保存する形式です。
- そのため、「既にAmazonで販売が終了している本」は、APIから画像の取得が失敗することが稀にあります。この点が欠点ですが、現状は良い解決策が分かっておりません。(どなたか詳しい方、教えていただけると嬉しいです!)
※また、エンジニアの方向けの詳しい記事は下記にあります。
こちらもよければ参考にしてください!