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ArchLinuxのインストールでハマった事とその解決法

Last updated at Posted at 2016-12-08

この記事はAkatsuki Advent Calendarの9日目です。

最近、新しく買ったノートPCにArch Linuxをインストールしたのですが、その時に起きた諸問題とその解決方法についてのメモをまとめておこうと思います。

ブータブルUSBメモリが起動できない

概要

Arch LinuxのブータブルUSBメモリを用意し、さあインストール!と意気込んだ直後に発生した問題です。
Arch Linuxのライブ環境が全く立ち上がりませんでした。

解決法

この問題はUEFIのSecure Boot機能によってArh Linuxのライブ環境の立ち上げが阻止されることが原因のようで、UEFIの設定画面を開きSecure Bootを無効にすることで解決できました。

また、私のPCでは最初、UEFIの設定画面でSecure Bootの項目がEnabledのままグレーアウトしており無効にできなかったのですが、UEFIのSupervisor Passwordを設定することでSecure Bootの設定を変更できるようになりました。
(Supervisor Passwordを設定するとUEFIの設定画面を開く度にパスワードの入力が求められるので注意してください)

ライブ環境で無線LANが使えない

概要

ip linkで確認した無線LANをip link set XXX upで有効にしようとしたところ、対応するドライバが見つからず、無線LANを有効化できませんでした。

解決法

単に使用しているライブ環境が古く、インストールしようとしているPCの無線LANに対応していなかったのが原因でした。
そこで、最新のArch Linuxのisoをインストールし、ブータブルUSBを作り直して再度試してみたところ、問題なく無線LANの有効化ができました。

当たり前っちゃ当たり前ですが、インストールに使用するArch Linuxもなるべく最新版を使ったほうがいいです。

rEFInd入れてもArch Linuxが起動できない

概要

ブートローダとしてrEFIndをインストール、次のコマンドで設定をしたのですが、いくら再起動をかけてもブートローダがArch Linuxを認識しなかったり、起動しようとしてもカーネルパニックが発生しました。

# refind-install
# mkrlconf

解決法

/boot/initramfs-linux.img/boot/initramfs-linux-fallback.imgが存在しておらず、正常にブートできない状況にあった事が原因でした。
なので、

# mkinitcpio -p linux

で上記2つのファイルを生成後、再度

# refind-install
# mkrlconf

を実行することで解決しました。

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