pentahoを勉強しているので、そのメモをつらつらと書いていきます。まだ勉強中なので、間違いも多いと思いますが、見つけた場合は突っ込みお願いします。
pentahoのコンポーネント
pentahoはかなりいろんなコンポーネントで構成されている模様。一つづつ噛み砕いていく。
ビジネスアナリティクス関連コンポーネント
BA Server and User Console - BAサーバ
- Tomcat上のWebアプリケーションサーバ
- ユーザやpentaho自身が作ったコンテンツを格納するサーバ
- ユーザコンソールを同梱しておりWebベースで管理できる
- BAのコンテンツ、スケジュール、レポートの表示、セキュリティの管理ができる
Report Designer - レポートデザイナ
- Javaのクライアントアプリ
- レポートを作るときのメインツール
- ピクセルレベルで制御できるレポートを作れる
- スタンドアローンなツール
Aggregation Designer - アグリゲーションデザイナ
- Javaのクライアントアプリ
- ディメンジョンデータから集計テーブルを作るためのシンプルなインターフェースを提供する
- ユーザの選択をもとにDDL(データ定義言語)とDML(データ操作言語)を生成する
- Mondrianスキーマを更新して新しい集計テーブルをみるようにする
※ Mondrianは巨大なデータを簡単に扱えるOnline Analytical Processing (OLAP) サーバ。javaで書かれている。
Metadata Editor - メタデータエディタ
- Javaのクライアントアプリ
- メタデータのドメインとモデルを作るのに役立つ。
- メタデータモデルは物理構造と論理的なビジネスモデルを紐づける
- このマッピングは中央メタデータレポジトリに格納される
- 管理者はこのデータに対してセキュリティパラメータ、ローカライズ、追加の計算、レポート用のフォーマット等を作っていく
Schema Workbench - スキーマワークベンチ
- Javaのクライアントアプリ
- 多次元データモデルの生成・編集ができる
- セキュリティや複雑な計算をモデルに対して行える
データインテグレーション関連コンポーネント
Data Integration Server - DIサーバ (EE)
- Tomcatベースサーバ
- DIをローカルマシンではなくサーバで実行したいときはこれを使う
- ETLのジョブやトランザクションを実行する
- ユーザやロールの管理ができるし、既存のLDAPやActive Directoryを認証に利用することも可能
- クライアント側のツール(Spoon)と接続することにより、ジョブなどのスケジューリングやモニタリングが可能
Carte - カルテ (CE)
- Data Integration ServerのCE版
- Webサーバ
- XMLを送ることによりリモートからジョブやトランザクションを実行できる
Spoon - スプーン
- Javaのクライアントアプリ
- DIのメインとなるツール
- ジョブやトランザクションを作ることができるグラフィカルなツール
Kitchen - キッチン
- ジョブをコマンドラインから実行するツール
Pan - パン
- トランザクションをコマンドラインから実行するツール
Instaview - インスタビュー
- プラグイン
- 複雑なデータアクセスを管理するテンプレートが使えるようになる
- Instaviewは自動的に"変換"やメタデータモデルを作成し、それらを実行し、結果を可視化できる
Agail BI - アジャイルBI
- プラグイン
- 開発者がBIプロジェクトのプロトタイプを開発できるようになる