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fluentdでout_fileで出力されるファイルのパスを固定する方法

Posted at 2014-09-18

fluentdのout_fileを使っているときに、pathのオプションでパスを指定しても、タイムスタンプや連番を付いて出力されてしまうので、出力するパスを固定することができません。

例えば以下のように設定すると、

<match td.test>
   type file
   path /tmp/out
</match>

以下のようなログが出て、パスを固定できません。

/tmp/out.20140919_0.log
/tmp/out.20140919_1.log

パスが固定できないと運用監視ツールでログ監視ができないのでこまります

で、出力するファイルのパスを固定する方法を考えてみました。
というかプラグインを作ってみました
↓

使い方は簡単。

まずfluentで使うgemでfluent-plugin-out-file-with-fix-pathというgemをインストールします

# /opt/td-agent/embedded/bin/gem install fluent-plugin-out-file-with-fix-path

※ /opt/td-agent/embedded/bin/gemの部分はお使いの環境に合わせてください。

設定に以下のように書きます

<match td.test>
   type file_with_fix_path
   path /tmp/out
</match>

すると、出力されるファイルのパスが以下のように固定されます

/tmp/out

弊害として、out_fileでは使えたtime_formatやらcompressやらのオプションが使えなくなります。

もしよければ使ってみてください。
「gemの名前が長い！」というツッコミは勘弁してくださいｗ