Uptime kuma 入門
Uptime kumaとは?
Uptime Kumaは,シンプルで使いやすいウェブサービス監視ツールです.
主な機能
- サービス監視: HTTP(S),TCP、DNS、Pingなど様々なプロトコルでウェブサイトやサーバーの稼働状況を監視できます.
- HTTPSの証明書監視:証明書の有効期限などの通知も行うことができます.
- ダッシュボード: 監視対象のステータスや応答時間などを視覚的に表示します.
- アラート通知: サービスがダウンした際に,Slack,Emailなど多様な方法で通知を受け取れます.
- カスタムステータスページ: ユーザー向けに監視対象のステータスを公開できるページを作成できます.
特徴
- オープンソース: GitHubで公開されており,無料で利用できます.
- シンプルな設定: デプロイ後,WebUIから簡単に監視設定が行えます.
- 多言語対応: インターフェースが多言語に対応しており,ユーザーフレンドリーです.
- 軽量: 必要最小限の機能に絞られているため,リソース消費が少なくデプロイが容易です.
uptime kuma 稼働方法
ここではdockerを用いた稼働方法を説明します.
要件
- docker
- 監視対象への疎通
起動方法
docker run -d --restart=always -p 3001:3001 -v uptime-kuma:/app/data --name uptime-kuma louislam/uptime-kuma:1
このコマンドで,起動したホストの3001番ポートでuptime kumaのインターフェースにアクセスできるようになります.
設定方法
初回起動
この画面のように,初回起動時はID/PWの登録を求められるので,任意のものに設定する.
ホストの登録
ログインが成功するとこのような画面に入れます.
左上の監視の追加から,監視タイプや対象のIPなどを設定します.
通知について
ホスト追加画面の”通知設定”右上から追加可能です.
Slack, LINE, Telegramなど幅広い通知が追加可能です.
追加したいものに沿って追加してください.
最後に
正常に登録できるとこのような画面になります.
証明書の期限切れや,サーバの疎通喪失などにいち早く気づくことが可能になると思われます.