こんにちは。
定期的な記事投稿を目指して再開したQiita。やっぱり間が飽きがちですが、気を取り直して本日はAWS EC2環境の最新OSでJavaをインストールする方法についてご紹介します。
今回インストールするJavaはAWSが提供する無料のJavaランタイムで、複数のバージョンをインストールして切り替える方法についても合わせてご紹介します。
STEP 0
ところでAWSのJavaランタイムって何?
この記事では、Amazon CorrettoのことをAWSのJavaランタイムと表現しました。
Amazon Correttoについては本家サイトをご覧いただくのが一番早いですが、無料のOpen Java Development Ket(JDK)です。Amazonが社内の本番サービスに使用していてJava SE標準と互換性があるとのことで、導入しやすそうです。
本家サイトはこちら↓
STEP 1
JDKはDNFで導入しますので、まずはAmazon Linux 2023のDNFパッケージインデックスを最新にしましょう。
sudo dnf update
STEP 2
続いてJDKをインストールしてゆきます。といっても1コマンドで簡単です。
Java 8の場合
JRE
sudo dnf install java-1.9.0-amazon-corretto
JDK
sudo dnf install java-1.9.0-amazon-corretto-devel
Java 11の場合
JRE
sudo dnf install java11-amazon-corretto
JDK
sudo dnf install java11-amazon-corretto-devel
Java 17の場合
JRE
sudo dnf install java17-amazon-corretto
JDK
sudo dnf install java17-amazon-corretto-devel
Java 21の場合
JRE
sudo dnf install java21-amazon-corretto
JDK
sudo dnf install java21-amazon-corretto-devel
インストールできたら次のコマンドでjavaのバージョン等を確認してみてください。
java -version
STEP 3
Javaのバージョン切り替えは次のコマンドで行います。
sudo alternatives --config java
このコマンドを入力すると次のような感じで、選択を聞かれます。
お好きなJavaをSelection列の番号で回答します。
There are 2 programs which provide 'java'.
Selection Command
-----------------------------------------------
*+ 1 /usr/lib/jvm/java-21-amazon-corretto.x86_64/bin/java
2 /usr/lib/jvm/java-11-amazon-corretto.x86_64/bin/java
Enter to keep the current selection[+], or type selection number: 2
以上です!
快適なJavaライフをお楽しみください。