Oracle Cloud Applicationsは、Standard Objectsを拡張する機能を提供しています。
Objectsを構成するパーツ(Objects, Fields, Pages)の紹介と、拡張方法を記載していきます。
Objects
関連するビジネス・エンティティを表します。
- Leads, Sales Campaigns, Opportunitiesなど
- Springboardにある全てのアイコンがオブジェクトであるわけではない。例えば、Workspaceは検索とレコード管理の画面です。
Fields
Objectに関する一つの情報を保存する項目です。データ型を指定できます。String, Number, Dateなどの基本型以外に、Static picklists, dynamic picklists, formularsなどの拡張データ型も使用可能です。
1. Standard Fields
定義済みフィールドのことです。中にはSystem Fieldsが含まれています。
System Fields:
- 全てのObjectには6つのSystem Fieldsが含まれています。
- CreatedBy(Text) : 作成者のユーザID
- CreationDate(Date) : 作成日
- Id(Number) : ユニークなID
- LastUpdateDate(Date) : 最終更新日
- LastUpdatedBy(Text) : 最終更新者のユーザID
- RecordName() : 所属オブジェクトのプライマリ項目。例えばOppotunitiesだとOppotunity名、連絡先だと苗字が格納される。
- ほとんどのObjectにPUID(Public Unique Identifier) Fieldが含まれています。
- System-defined text field
- 外部システムとのインテグレーションに使用される。OIC(Oracle Integration Cloud)も含まれます。
2. Custom Fields
ユーザが追加したフィールドのことです。
Pages
Object情報の表示方法を表します。
Standard Objectの拡張手順
1. Sandboxを作成しアクティブ化します。
サインアウトと再サインインし、正しいSandboxを選んでいることを確認します。
2. 拡張対象のObjectを選択します。
Application Composerの画面を開き、拡張対象のObjectを選択します。