23
34

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

仮想マシンの Windows 10 を用意する

Last updated at Posted at 2018-10-11

##仮想マシンを用意する理由

  • 環境の変更を伴う試行錯誤に便利です。
  • 実機の環境を変更せずに済む。
  • 設定手順に問題が無いか、最初から何回でも試せる。
  • 試行錯誤にチェックポイント超便利。インストールしたソフトウェアや設定変更を無かった事に。

##環境
Windows 10 (64bit)
Hyper-V を利用

##仮想マシンのダウンロード
新規に仮想マシンを作成して OS インストールをするのは手間なのと、ライセンスの都合もあるので、マイクロソフトのサイトに用意されている仮想マシンをダウンロードして使います。
※有効期限があるので、残しておきたい環境を作るには不向きです。

  1. "Windows 10 の開発環境を取得する"を開いて "Hyper-V" の仮想マシンをダウンロードします。
  1. ダウンロードした "WinDev1809Eval.HyperV.zip" を任意のフォルダに解凍します。
    今回は"C:\vm\WinDev1809Eval"に解凍しました。

##仮想マシンの起動準備
ダウンロードした仮想マシンを、Hyper-Vにインポートします。

  1. Hyper-V マネージャを起動します。(スタートメニューで検索して見つからなければ、イントールが必要と思われます。)
  1. Hyper-V マネージャのメニューから「操作」-「仮想マシンのインポート」を選択し、「次へ」で進みます。
「フォルダー」に解凍した仮想マシンを指定します。
  1. 仮想マシンを現在の Hyper-V にアップグレードする為に、インポートした仮想マシンを選択して「操作」-「構成のアップグレード」を選択します。確認メッセージは「アップグレード」を選択します。
  1. インポートした仮想マシンのネットワークアダプターを設定します。「操作」-「設定」でネットワークアダプターの設定をします。
    「仮想スイッチ」で「既定のスイッチ」を選択します。
  1. Hyper-V の設定をします。
  1. 「拡張セッションモードを許可する」にチェックを入れます。

##仮想マシンの起動

  1. 仮想マシンを選択してメニューの「操作」-「接続」をします。
  1. 「起動」して「Sign In」します。
  1. ネットワークの接続には「Yes」を選択します。
※初期設定か何かが裏で始まるらしく動作が重たいので、それが終わるまでは大人しく待った方が良いかもしれません。

##仮想マシンの日本語化

  1. スタートメニューの「Settings」(歯車アイコン)をクリックします。
  2. 「Time & Language」をクリックします。
  1. 「Time Zone」を「(UTC+09:00) Osaka, Sapporo, Tokyo」にします。
  1. 「Region & language」をクリックして「Country or region」を「Japan」にし、「Add a language」をクリックします。
  1. 「日本語」を選び、「Next」します。
  1. 「Install」でインストールが始まるので、暫く待ちます。
  2. 「Languages」が「日本語」になります。
  1. 一旦サインアウト、再度サインインすれば、日本語の環境になります。
  1. 日本語キーボードに変更する為に、スタートメニューから「設定」-「時刻と言語」-「地域と言語」とクリックし、「優先する言語」の「日本語」-「オプション」をクリックします。

10.「ハードウェアキーボードレイアウト」の「レイアウトを変更する」をクリックします。

11.「日本語キーボード(106/109キー)」を選択して「今すぐ再起動する」します。

12.再起動のサインイン後、スタートメニューから「設定」-「時刻と言語」を開き、「地域と言語」にある「関連設定」の「管理用の言語の設定」を選びます。

13.「ようこそ画面と新しいユーザーアカウント」にある「設定のコピー」をクリックします。

14.「ようこそ画面とシステムアカウント」と「新しいユーザーアカウント」にチェックを入れて「OK」し、再起動します。

15.再度「管理用の言語の設定」を開き、「システムロケールの変更」をクリックします。

16.「現在のシステムロケール」で「日本語(日本)」を選択して「OK」し、再起動します。

17.再起動後にサインインしたら、Windows Update で最新の状態に更新します。

##「チェックポイント」を使ってみる
1.仮想マシンの設定で、「チェックポイント」は「標準チェックポイント」を選択します。
(個人的な好みです。「運用チェックポイント」で自動的に取られるのが鬱陶しいので。)

2.仮想マシンを起動し、メニューから「操作」-「チェックポイント」で名前を入力します。

3.仮想マシンに何か変更を加えます。試しにデスクトップに新規ファイルを作成してみます。

4.環境を戻してみます。メニューから「操作」-「元に戻す」を選び「戻す」。

5.仮想マシンがオフになるので起動します。サインインすると新規ファイルの作成前に戻っています。同様に、ソフトウェアのインストール前にチェックポイントを作成しておけば、インストール前に戻すことができます。
また、Hyper-Vマネージャから「チェックポイント」の時点に戻したり、不要になったものを削除したりできます。

23
34
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
23
34

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?