はじめに
割とやらかして後で面倒になりがちなので、次こそは忘れないようにメモを残します。
UnityでOculus用のVRアプリを作成する際、
- プロジェクトを作成する
- OculusでのVR用の設定をする
- 中身を作る
- 実行ファイル(.apk)作成
の順番でやろうねという話です。
2021/04/08
コメントをいただき、「VR用の設定」の実行順を修正しました。
@shiena様ありがとうございます。
環境
OS:Windows10
Unity:2018.4.10f
詳細
以下にやらかしてしまった時どう対処しているか(対処したか)を書きます。
やらかし
VR用の設定が割と時間がかかるのでついつい後回しにしてしまい、
- プロジェクトを作成する
- 中身を作る
- 動くことを確認したので満足する
- OculusでのVR用に設定する
- apkファイル作ろうとすると謎のエラーが!
という状況になりがち。
直近出たエラー
直近で発生したエラーは
Unity Package Name has not been set up correctly oculus
のエラーが表示され、「Player Seetings」の各種名称で半角英数字だけ使って修正するように促される。しかし全ての名前で半角英数字しか使っていないので名前をどう変更しても解決しない…!
ちなみにコンソールにはUnityEditor.BuildPlayerWindow+BuildMethodException: 2 errors at UnityEditor.BuildPlayerWindow+DefaultBuildMethods.BuildPlayer (UnityEditor.BuildPlayerOptions options) [0x00242]
みたいな内容が表示されており、解決策をググるが検索で出てくる諸々が多岐にわたっており面倒…といった状況でした。
解決:作り直し
ということなので作り直しです。
新規プロジェクトを作成したら、以下の手順で作り直します。
VR用の設定
プロジェクトを新規作成したら、まずVR用に色々やります。
- Build Settingsで「Android」にSwitch
- Player Settingsで以下設定
- 「Other Settings」で「Minimum API Level」をKitKat以上に設定
- 「XR Settings」のVRサポートにチェックを入れ、ListにOculusを追加
- Asset StoreからOculus IntegratorをImport
作り直しの場合は不安になっているのでこの時点で「▶」で実行できるか?Buildでapkファイルが作られるか?といったところを確認してもいいと思います。
元のプロジェクトから作成物をImport
ここでもまた横着して元のプロジェクトからPrefabやScriptをコピペで済ませようとしてエラーを起こす場合があります。
きちんとImportしましょう。
- Assets内で右クリック
- 「Import New Asset」を選択
- 持ってきたいScript, Prefab, その他データを選択
- Script付きのPrefabの場合、関連付けが切れている場合があるため、面倒ですが手動でやり直しましょう
全て作り直せたらBuild出来るかを確認。
おわりに
Unityは手軽にいろいろできて簡単なようでいて難しいです。
ちゃんとした解決方法があるよという場合はコメントいただけると幸いです。