i3などのストレージ最適化インスタンスには,NVMe SSDなどの一時ボリュームがついています.
インスタンスストアは、インスタンス用のブロックレベルの一時ストレージを提供します。このストレージは、ホストコンピュータに物理的にアタッチされたディスク上にあります。インスタンスストアは、頻繁に変更される情報 (バッファ、キャッシュ、スクラッチデータ、その他の一時コンテンツなど) の一時ストレージに最適です。また、インスタンスのフリート全体でレプリケートされるデータ (負荷分散されたウェブサーバープールなど) にも適しています。
from http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/InstanceStorage.html
i3.largeにインスタンスストアボリュームをマウントする
インスタンスストアボリュームは,起動時にはマウントされていない.
従って,以下のコマンドでフォーマットとマウントをする必要がある.
$ sudo mkfs.ext4 -E nodiscard /dev/nvme0n1
$ sudo mkdir /mnt/ssd
$ sudo mount -o discard /dev/nvme0n1 /mnt/ssd
- 参考
簡易的な読み出し性能の測定
m4.large / EBS gp2(300 IOPS, 450Mbps bandwidth)
- 71.26 MB/secc
$ sudo hdparm -t /dev/xvda1
/dev/xvda1:
Timing buffered disk reads: 214 MB in 3.00 seconds = 71.26 MB/sec
i3.large / NVMe SSD
- 580.10 MB/sec
$ sudo hdparm -t /dev/nvme0n1
/dev/nvme0n1:
Timing buffered disk reads: 1906 MB in 3.29 seconds = 580.10 MB/sec
EBSとNVMe SSDでは,当然ながらこれだけの大差がつく.