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AWS Dev Day 2023 Tokyo 個人的メモ

Last updated at Posted at 2023-06-25

2023/6/22〜23で行われた「AWS Dev Day 2023 Tokyo」に参加してきました。
技術的な話だけでなく、組織の話、メンタリングの話、キャリアの話・・・などなど、幅広く話を聞くことができ、ものすごく刺激的な2日間でした!!
この気持ちを忘れないうちに、個人的に印象に残った内容をメモ書きしてみました。

セッション内容

オフィシャルサイト

Day 1

GS-1-1 Invent and Simplify - クラウドとAIを活用したソフトウェア開発の未来

  • DevSecOpsという言葉が何度も出てきていた
    ➝ 印象的
  • AIによるセキュリティ診断・開発支援の自動化サービスの紹介
    ➝ CodeWhisperer、CodeGuru、CodeCatalyst他にもたくさん。

GS-1-2 『質とスピード』特別編 〜 現代のソフトウェア開発にキャッチアップしていくヒント〜

スライド

全部うなずきながら聞いてた。

  • 「あとでクリーンにする」としても、実際に行えることはまずない。
  • 品質とスピードはトレードオフではない。
    • スピードが上がれば質も上がる。
    • 質が上がればスピードも上がる。
  • 品質は「テストで保つのではなく、開発プロセス全体で」保つ。仮説検証を素早く回す必要がある。
  • 組織のパフォーマンスは「平均修復時間」で計る。
  • コード・設計の質の判断力は、人に教えることは難しい。一番良いのは、自分で設計したシステムを長期間メンテナンスすること。失敗を学びに変える。

IM-2 マイクロサービス時代のセルフサービスデータレイク基盤の作り方

  • PayPayのデータレイクの仕組み
  • S3とAmazon Glue Catalogを利用
  • 社内レポートは30分以内に集計する必要がある
    ➝ さすがの要求レベル高・・・!
  • CIツール: Atlantis
    ➝ 使ったことなかったので、使ってみようと思った。
  • Terraformでの管理。記述ルールは統一している。(承認者が確認しやすくするため)
    ➝ こういったルールはやっぱり必要だと再認識。

B-4-1: アジャイル開発は本当に必要なのか、何を解決するのか

スライド

  • ドキュメントは大事だが、変化に柔軟に対応することが一番大事。
    ➝ 心に響いた。
  • アジャイルは「状態」を表す。すぐにアジリティは上がらない。
  • 本来のアジャイルと現実のアジャイルの違い
    ➝ スライド参照。完全同意。
  • 「開発生産性」は代用特性候補案
    • 生産性の定義
      • スループット
        • デプロイ頻度
        • 変更のリードタイム
      • サービス復旧時間
      • 障害率
      • 信頼性
  • メンバーと「生産性」の認識を合わせるべし
    ➝ 今すぐやってみる!

B-4-2: エンジニアとしての自分とマネージャーとしての自分の狭間で、どう成長していくのか?

  • マネージャーのお仕事
    • 組織を拡大し、アウトプットの総量を上げる
    • メンバーに権限を移譲していく。
    • 結果責任はマネージャー、実行責任はメンバーが持つ
      • 適切にできていなければ、「丸投げ」or「マイクロマネジメント」となり、いずれもメンバーの成長につながらない。
        ➝ 心に響いた。

A-5: 失敗知識から学ぶ!クラウドアプリ設計で避けるべき事例とその対策

スライド

  • 設計時には問題がなくとも、数年後サービスが拡大してきたときに問題に直面する可能性がある。
    ➝ 先を見越して設計するのはやっぱり大事だね、と戒め。

Day 2

GS-2-1 Be Confident. To make your Engineering Life Better. - 開発者としての「居場所」を考える

  • エンジニアのメンタルの話
  • 燃え尽き症候群への対応
    • 寝る
    • 休暇
    • Techイベント・Meetupへの参加
    • 社内外のメンタリングプログラム/SNSフォロー
  • インポスター症候群(自身に技術力がないことを知られるのを恐れること)と戦う
    • Good Stuffファイルを作る。※頑張ったことを書き出す
      ➝ メンタルを整えるのって大事。

GS-2-2 大規模言語モデル (LLM) の民主化: 便利な API の一歩先、その深淵の入り口を覗いてみよう

  • 生成系AI/LLMの今後

    • 機械が概念を持てるようになった。サービス作りが大きく変わってくる可能性がある。
    • 今後は、画像・動画・音声を扱えるものも出てくるだろう
    • MLの知識がなくともすぐに使えるようになる
      • プロトタイプ作成が容易に。
    • 1タスクで計画を立てて、複数のタスクを実行していく、などもできてくるのでは?
      ➝これができたらすごそう!
    • 特化型のモデル増えてくる
    • 日本語LLM増えてくる
  • OpenCALM

    • ChatGPTと比べ低コスト
    • ローカルで使えるので、セキュリティ的にも◯。
    • Fine-tuningすることにより、特化型のサービスを作れる。
  • OpenCALM、Amazon CodeWhispererの話

    • AWS Lambda、AWS Cloud9などで簡単に使える
  • その他

    • アウトプットを評価することについての難易度は高い。
      • アウトプットをモニタリングしていくことも必要(著作権、倫理など)
    • 「お好み焼きテスト」(お好み焼きがうまく画像生成できるか)
      ➝面白い!
    • 機械学習には、高性能のGPUが必要。ただし、部品が不足している。

F-1: 大規模言語モデル (LLM) の進化: GPT 以降の最新動向

スライド

  • LLMの歴史や考え方についての説明
    • 大きなパラメータにすれば、どんどん性能が上がる
    • ある時点で突然新たな能力を獲得する(創発的能力)
      ➝ 機械学習素人なので興味深かった。

F-3-1 英語で読もう!AWSドキュメント頻出英単語集1900!と、その作り方

スライド

  • AWSのドキュメントをスクレイピング
  • ChatGPTを使って例文作成
    ➝「例文作成」のアイディアがとても面白かった!
  • コストは$15くらい
    ➝コスト感も教えてもらえてありがたい。

E-5 第一回 似てるサービス使い分け大会

スライド

➝実際にアーキテクチャ選定するときに迷うので、有益な情報。その場面に直面すると思うので見返す。

GS-3 クロージングセッション 「テクノロジーで世界を変えられるのか 〜エンジニア出身経営者に聞く技術との向き合い方」

グッと来ました。

  • 今勉強していることがいつ役に立つかわからない
  • ググっても、本当のエンジニア学習はできない
  • 風の吹く場所にいることは大事(新しいことに挑戦できる場所に身を置くのは大事)

さいごに

今回、AWS Dev Dayへの参加は初だったのですが、公開されたスライドだけを見るのではなくて、直接話を聞くことが大事だなと痛感。今後絶対参加すると心に誓います。

今回聞けなかったセッションのスライドもTwitterに上がっているので、色々見返そうと思います。

AWS Dev Dayの運営の皆さま、本当に素晴らしい機会を作ってくださりありがとうございました!

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