#if文とは
今回は、if文のいろいろな使い方を説明していきたいと思います。
if文とはプログラムの中で条件分岐を書きたいときに使う文です。
使用頻度が高いので使い方をしっかりと理解しておく必要があります。
#基本的なif文の構文
if文の基本的な構文はこのようになります。
if 条件式① :
条件式①がTrueの場合の処理
elif 条件式② :
条件式②がTrueの場合の処理
else:
全ての条件がFalseの場合の処理
・elif, elseは省略可能
・elifは何個あってもよい。
条件式は・・・・
・ 比較演算子などで条件を指定
・ 論理演算子(and, or, not)で複数条件や否定を指定
#比較演算子などで条件を指定
比較演算子とは2つの値を比較するものでbool値(True, False)を返します。
条件式で使用する比較演算子には下記のようなものがあります。
演算子 | 結果 |
---|---|
x < y | xがyより小さければTrue |
x <= y | xがy以下であればTrue |
x > y | xがyより大きければTrue |
x >= y | xがy以上であればTrue |
x == y | xとyが等しければTrue |
x != y | xとyが等しくなければTrue |
その他の演算子として、リストや文字列に要素が含ふくまれているかを判定するものもあります。
※リストについては別の記事で説明しますね。
演算子 | 結果 |
---|---|
x in y | xがyに含まれていればTrue |
x not in y | xがyに含まれていなければTrue |
#論理演算子(and, or, not)で複数条件や否定を指定
論理演算子とは、if文で複数の条件の関係を記述する際や否定条件を記述する際に使うものです。
演算子 | 結果 |
---|---|
条件① and 条件② | 条件①、条件②がどちらもTrueの場合にTrue |
条件① or 条件② | 条件①、条件②のどちらかが,Trueの場合にTrue |
not 条件① | 条件①がTrueであればFalse,,条件①がFalseであればTrue |
#実際にif文を書いてみよう
サンプルコードを書いておきますので、
どのようになるか実際に書いて試してみてください。
サンプルコード①
・Xが0より大きいか判定してみる。
x=5
if x > 0:
print('xは0よりおおきい。')
サンプルコード②
if else を使ってみる.
x=5
if x > 10:
print('xは10よりおおきい。')
else:
print('xは10より小さい')
サンプルコード③
xの文字列に0が含まれているか判定してみる。
x='0が含まれている'
if '0' in x:
print('xに0は含まれている。')
else:
print('xに0は含まれていない。')
サンプルコード④
論理演算子を使用して複数条件のif文を書いてみる。
x=5
if x > 0 and x <= 5:
print('xは0より大きく、5以下である。')
サンプルコード⑤
まとめ①
便宜上、 test_ifとゆう関数を定義しています。
def test_if(x):
if x > 100:
print('100 < x')
elif x > 50:
print('50 < x <= 100')
elif x > 0:
print('0 < x <= 50')
elif x == 0:
print('x == 0')
else:
print('x < 0')
test_if(100)
引数の数値を変えていろいろ試してみましょう!
サンプルコード⑥
まとめ②
def test_if_in(x):
if 'a' in x:
print('a is in string')
else:
print('a is NOT in string')
test_if_in('bbab')
test_if_in('bbbb')
サンプルコード⑦
まとめ③
def test_if_and_not_or(x):
if x >= 0 and not x % 2 == 0 or x == -10:
print('x is positive odd or -10')
else:
print('x is NOT positive odd or -10')
test_if_and_not_or(5)
test_if_and_not_or(10)
#まとめ
if文の使用方法について説明させて頂きました。
これらについては、非常に使う場面が多いと思うのでしっかりと理解して覚えておくと、
良いと思います。
次回はfor文についてに説明していきたいとおもいます!