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AWSソリューションアーキテクト(アソシエイト)※2018/2リリース試験 自分の勉強方法

Last updated at Posted at 2018-09-01

AWSソリューションアーキテクト(アソシエイト)※2018/2アップデート試験を受験し、合格できました。
試験勉強を通して得た私なりの勉強方法をまとめます。

1.どんな試験か

AWSのサービスを使って堅牢なソリューションを構築する能力を証明するための試験です。
レベルは、ベーシック<アソシエイト<プロフェッショナル と3段階あります。
今回受けたアソシエイトレベルは、2018/2にアップデート版の試験が公開されました。最近まで旧試験と新試験を選べましたが、今は新試験しか受けられないようです。新試験では近年リリースされたサービスについての問題も多数出題されます。

2.勉強方法

この試験が厄介なのは対策本/対策方法がほとんどないことです。
自分の勉強方法を振りかえって、以下進め方が良いのかなと思います。

(1)概要学習
    まずはAWSサービスってどんなものがあるか・試験はどんな感じかを理解

(2)サンプル問題実施
    概要レベルの理解でどの程度試験に挑めるかを確認。
    この段階では半分程度しか解けないと思います。

(3)詳細学習
    主要AWSサービスの詳細を学習。初耳なサービスの概要を理解。 

(4)実機学習
    AWS公開のハンズオンを実施。実画面を見てより理解を深める

(5)事例集学習
    事例集からサービスの理解をより深める

2-1.概要学習(2週間)

まずは有名な以下のAWS試験対策本を読みました。
2013年の本ですが、主要サービスについて非常にわかりやすく記載しており概要理解にはとても良いです。概念図を多く理解しやすいこと、試験で問われるポイント(セキュリティ・コスト面など)を特に説明してくれています。

■合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト -アソシエイト
https://www.amazon.co.jp/dp/B01LZ2CBKB/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
51WUeUmzo7L.jpg

2-2.サンプル問題(1日)

AWSに数問ですがサンプル問題が公開されています。
これを解いて今の実力を測ってみるとよいです。
実試験の問題は問題文からして難しいです。
まずはそれを体感できればオッケーだと思います。
※私のときは日本語のサンプル問題があったのですが、今はどこにあるのか見つけられませんでした、、

2-3.詳細学習(6週間)

主要サービスの詳細理解と他サービスの概要理解を行います。
以下2つの公開情報を使うのが良いと思います。

a.AWS公開資料(ブラックベルト)

https://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/
CP_AWSブラックベルト.PNG

AWSが公開しているサービス活用集です。
各サービスの詳細を説明した資料や活用事例集が多数公開されています。
全部読むのは大変なので重要度に合わせて読むのが良いかと思います。

★★★理解マストのサービス(全ページ読んでおきたい)
EC2、ELB、AutoScaling、
EBS、S3、CloudFront、Glacier、
RDS、DynamoDB、
VPC、Route53、
CloudWatch、IAM、

★★概要と主要機能は理解すべきサービス(流しでもいいから全ページ読みたい)
Lambda
Storage Gateway、EFS、
ElastiCache、Redshift、Aurora
CloudFormation、CloudTrail、
Kinesis、SNS、API Gateway、SQS、SWF

★何ができるかだけでも理解すべきサービス(まとめページだけでも読んでおきたい)
Elastic Beanstalk、Lightsail、Snowball、
DirectConnect、OpsWorks
KMS、WAF

b.クラスメソッドブログ(Developers.IO)

https://dev.classmethod.jp/category/cloud/aws/
CP_クラスメソッド.PNG

クラスメソッドさんが公開している技術系ブログです。
投稿頻度が高く、サービスを利用してみた結果など実用的な内容が多数あります。
記事が多いので全部見るのはとてもできませんが、
ブラックベルトだけでよくわからないときに、辞書的なイメージで使うのがよいかと思います。

2-4.実機学習(2日)

机上学習してもやはり理解は完全になりません。
使ってみることで一気に理解が深まります。
全部使うのは大変なので主要なハンズオンだけ実施しましょう。
※サービスによっては多少利用料がかかる可能性があります。
 特にAWSは時間課金のものが多いので、ぱっとハンズオンして全部消すなどした方がよいです。
 私はダラダラハンズオンしていたので2000円弱課金されましたが、勉強の対価としては安いと感じました。

おすすめのハンズオンは以下です。
■スケーラブルなウェブサイトの構築方法
https://aws.amazon.com/jp/getting-started/projects/scalable-wordpress-website/
CP_AWSハンズオン.PNG

EC2-RDSを組合わせたベーシックなAWS構成を構築できます。
特にイメージがしにくいELB部分の動きがよくわかるようになります。
これまで学習内容を行っているとよくわかるので、楽しんでハンズオンができます。
土日2日間でやってしまうくらいがちょうどよいです。

2-5.事例集確認(2週間)

ソリューションアーキテクトは「安全で堅牢なソリューションを提案する」ことが目的なので、
可用性、セキュリティ、オンプレからの移行など関連しそうなテーマを学習します。
再びブラックベルトを活用します。
https://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/

ページ下部の事例集から関連しそうな記事を読みましょう。
私が読んだのは以下の記事。難しい内容もあるので流し読みくらいがちょうど良いと思います。
・AWS上の暗号化ソリューション
・AWS 上での Web アプリケーションデプロイ
・AWSサービスの権限管理
・クラウドジャーニー(AWSへの移行プロセスと移行ツール)
・RDBのAWSへの移行
・AWS上でのサーバーレスアーキテクチャ入門

3.まとめ

私なりに勉強方法をまとめました。
試験範囲が幅広くわかりにくいので、勉強しにくい試験だとは思います。
でも勉強が大変な分、確実に実力が付きますし、何より実用性が高い技術が身につきます。
試験が終わってよりいろいろサービス使いたくなりました。

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