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Raspberry Pi3事始め 色々つまったのでメモ

Last updated at Posted at 2016-09-06

#Target
最終的にはRaspberryPiの鯖化まで行きたいですが、カメラとかセンサー系が面白そうだったらそっち行ってしまうかもしれませんし、そもそも今回はちゃんとosが動くまでです。

#用意したもの

  • microSD(今回は16G)
  • Raspberry Pi3
  • MacBookAir
  • microSD読み込み機器
  • ディスプレイ
  • USBキーボード
  • USBマウス
  • ケーブル類
    • 電源ケーブル(コンセント->microUSB)
    • VGAケーブル ※
    • VGA-DVI変換コネクタ ※
    • DVI-HDMI変換コネクタ
    • DVIケーブル

※最終的に不要

ディスプレイは普段MacBookAirの2画面目で使用しているものを流用します。
なのでVGAからHDMIまでのコネクタ系を用意。

#設定手順

  • osイメージダウンロード
  • イメージ書き込み to microSD(ここまではRaspberryPi本体いらない)
  • Raspberry Pi本体起動
  • 本体設定(GUI)

 参考 Raspberry Pi 3 を購入しました。

macにmicroSD挿してdisk確認、disk2のようです。

$ diskutil list
/dev/disk0 (internal, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:      GUID_partition_scheme                        *121.3 GB   disk0
   1:                        EFI EFI                     209.7 MB   disk0s1
   2:          Apple_CoreStorage Macintosh HD            120.5 GB   disk0s2
   3:                 Apple_Boot Recovery HD             650.0 MB   disk0s3
/dev/disk1 (internal, virtual):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:                  Apple_HFS Macintosh HD           +120.1 GB   disk1
                                 Logical Volume on disk0s2
                                 9907A7C5-2C12-49F9-A663-85EBE38D979E
                                 Unlocked Encrypted
/dev/disk2 (external, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:     FDisk_partition_scheme                        *15.6 GB    disk2
   1:             Windows_FAT_32 NO NAME                 15.6 GB    disk2s1

os wget

$ wget http://www.finnie.org/software/raspberrypi/ubuntu-rpi3/ubuntu-16.04-preinstalled-server-armhf+raspi3.img.xz

installでこけた。

$ xzcat ubuntu-16.04-preinstalled-server-armhf+raspi3.img.xz | sudo dd of=/dev/disk2
-bash: xzcat: command not found
0+0 records in
0+0 records out
0 bytes transferred in 0.000022 secs (0 bytes/sec)

xzファイルを解凍する。

$ brew install xz
$ xz -d ubuntu-16.04-preinstalled-server-armhf+raspi3.img.xz 

参考 Mac で xz を使用する方法

disk unmountして書き込み開始(結構時間かかる

$ sudo diskutil unmountDisk /dev/disk2
$ sudo dd bs=1m if=ubuntu-16.04-preinstalled-server-armhf+raspi3.img of=/dev/disk2

結局11,600秒もかかってた!?

dd: /dev/disk2: Device not configured
3814+1 records in
3814+0 records out
3999268864 bytes transferred in 11594.635257 secs (344924 bytes/sec)

失敗したようです。電源つないでも赤いランプとチラホラ緑の小さなランプが点滅するだけでディスプレイにも何も表示されませんでした。調べてみてもdisk2が下記のようで特におかしくない気が…

$ diskutil list
・・・
/dev/disk2 (external, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:     FDisk_partition_scheme                        *15.6 GB    disk2
   1:             Windows_FAT_32 system-boot             134.2 MB   disk2s1
   2:                      Linux                         3.9 GB     disk2s2

ひとまず再び

$ sudo dd bs=1m if=ubuntu-16.04-preinstalled-server-armhf+raspi3.img of=/dev/disk2

やり直したら今度は"Device not configured"が出ず、成功した模様。

3814+1 records in
3814+1 records out
4000000000 bytes transferred in 7886.489893 secs (507196 bytes/sec)

また失敗、さっきと同じ症状でディスプレイでない、赤いランプとチラホラ緑のランプだけ。
SDカードフォーマットしました。
参考:MacでSDカードをフォーマットする方法

$ diskutil list
・・・
/dev/disk2 (external, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:      GUID_partition_scheme                        *15.6 GB    disk2
   1:                        EFI EFI                     209.7 MB   disk2s1
   2:                  Apple_HFS 名称未設定              15.3 GB    disk2s2

今度はいけただろうか…

3814+1 records in
3814+1 records out
4000000000 bytes transferred in 39721.145174 secs (100702 bytes/sec)

#成功
osインストールの問題だとばかり思っていたら原因は別の場所にありました。ディスプレイとの繋ぎ方を変えたらちゃんと表示されて動いていた。
これまでも内部では処理が走っていたのかもしれません。表示系の問題だったのかも。
変更前:
Raspy -> HDMI-DVI変換コネクタ -> DVI-AVG変換コネクタ -> AVGケーブル -> ディスプレイ

変更後:
Raspy -> HDMI-DVI変換コネクタ -> DVIケーブル -> ディスプレイ

ちなみに
サイトによっては電源投入すると色んなランプが点灯するので、そうならなかったらos再インストールせよと書かれていたりしますが、点灯するのは赤いランプと電源系の緑のランプがチカチカするぐらいです。
なのでこの段階で疑うとしたら、os、ディスプレイへの表示、電源の供給の3つでしょうね。変に一つにこだわらない方が良いと思いました。
あと

dd: /dev/disk2: Device not configured

がまた出てましたけど別に大丈夫みたいです。普通にubuntuの読み込み始まりました。

その後しばらく待っているとlogの出力が止まりますので何かキーを押してみると
login を要求されました。

Ubuntu 16.04 LTS ubuntu tty1

ubuntu login:

となり、他のサイト見てるとここでいきなりSSH接続の話に飛んでしまうのでubuntuに慣れていない人間は正直焦りましたが、

ID:ubuntu
Password:ubuntu

ということらしいです。以上でubuntuのinstallは完了。

#方針転換
どうみてもRaspberryPi3×ubuntu16.04関連は情報が少ないのでosをRapsbianに変えます。

RASPBIANからダウンロード->展開

$ sudo dd bs=1m if=2016-05-27-raspbian-jessie.img of=/dev/disk2

ところがos入れ終わってラズパイに挿して電源投入したところ

kernel panic

と表示されてしまった。調べてみるとどうやら修復が必要な事態らしい。幸いまだ何もしていない状態だったのでもう一度フォーマットしてos入れ直し試みました。
Raspberry PiでMicro SDカードが壊れたときの対処方法

気を取り直してos再installしたところ今度は成功。
GUIで国・言語等設定 -> 再起動
んでまた問題発生。
日本語で表示されるはずの箇所が全て文字化け。

どうやら

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get install fonts-vl  uim uim-anthy

をちゃんとやらないとダメみたいです。私の場合2つめのupgradeを飛ばしてしまったために3つ目のinstallに失敗していました。英字以外の表記が全て四角い記号になってしまいますが焦らずに対処しましょう。
これで再起動

sudo shutdown -r now

してやれば、見事日本語化に成功。
ここからSSH接続までやろうと思いましたが、

$ ssh pi@192.168.x.xxx
ssh: connect to host 192.168.x.xxx port 22: Operation timed out

と出て繋がらない。Raspberry pi上で

$ hostname -I

でIP再確認したり

$ ifconfig

とか

$ lsusb

で色々確認しましたが特におかしいところはない模様で、お手上げ状態。
また進展したら追記します。

(2016/09/07:追記)
MacBookAir、Raspberry pi共に再起動したらSSH接続成功しました。

#こぼれ話
 アマゾンなどでRaspberryPiのスターターキットを買ってもよかったのですが、オーディオアンプの自作を趣味としている事もあり、ブレッドボードやコネクタなどは大量に保持しているため、今回ラズパイを始めるにあたっては最低限のものだけを秋葉原で調達しました。
 その際、もう電子部品調達と言ったらこの店だろうという有名な店で2.5A供給可能なコンセント(出力USB型のケーブルなし)と1.0mのケーブルを合わせて購入しようとしたところ、0.3mのケーブルなら2.5Aを保証できますが、1.0mでは保証出来ませんとか言われたのでケーブルだけ購入しませんでした。
 まぁしっかりしていて丁寧だなぁと思う反面、数十センチの差で保証できなくなるというのはコンセントがよっぽど貧弱なのか、ケーブルの抵抗値がよっぽど高いのか、後者だと発熱が怖いなと思わざるをえないわけです。また2.5Aは最大限利用しての話ですので数十センチの抵抗分での消失ぐらいは恐らく問題にならないと思いますね(それにも増してわざわざ秋葉原のその手の店でパーツ揃えるぐらいの猛者達なら自分で原因にたどり着いてなんとかしてしまうだろうなぁとか思ったり思わなかったり)。

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