「NISSAN x DeNA 車は、モノ<プロダクト>なのか、コト<サービス>なのか。 当事者たちから見える風景を語る。」 2016/08/31(水)@ dots.
のメモ。
Atom in Bit out 。車がコトになる仕組み。
日産自動車 上田氏
Connected Car, IT の expert leader
「ものより思い出」
思い出を作るコト、わくわくドキドキするコトを研究している
自動運転の時代
- わくわくドキドキはどうなる
- hands-off 思っているよりも早く来る
- eyes-off しばらくやってこない
- hands-off と eyes-off の間にある mind-off という状態がしばらくある
- Hands-off
- 自動運転中、腕を組んでみる → 感動します!w
- 運転に関心がなくなる
- タラタラ走るタンクローリーの後ろに何も考えずついていく自動運転車の車列(笑)
- けど寝てはいけない (eyes-offはNG) → やることがない!
- Mind-off
- やることがないなら、新しいわくわくドキドキを考えねば
Mind-Offでのわくわくドキドキ事例
(1) コーヒーメーカー
自動運転だから運転せずにコーヒーでも飲みたい!→ コーヒーどっからもってくる ?→ 車内でつくればいい!
コーヒーメーカーを車内に(CAN bus接続!!! なんの意味がw)
(2) メーター
自動運転 → メーターは退化 →メーターのところにわくわくドキドキを!
メータの中にiPad、CANを拾ってWIFIでデータをとばす、時計やメータをiPadで表示
(3) 他にも...
- 車のデータプローブ、走行履歴をオフボードで見る
- 車に乗る前にジェスチャー操作でドライブ計画を立てる
- リアルなドライブ→走行履歴をクラウドに→これをリアルに、記念写真をARで
- 介護車両の支援システム
究極のコト(体験)を求めて
- re-definable car
- re-definableな車の__プラットフォーム__
- 現状シガーソケットかエアコンのファンくらいしかいじれるところがない
- jsで車がコントロールできる!くらいやりたい
自動車 モノ ー IT コト
- ITから見える景色
- 手のついていないプラットフォーム=自動車
- ITにとって自動車は__最後のフロンティア__
- 自動車側から見える風景
- 事故の軽減、排ガス規制、燃費向上、最後のピースは?
- ITは__最後のフロンティア__
最後のフロンティア
- 何をやっても世界初、自由
- EV, Autonomous Drive, CC
DeNAが考える自動運転技術を利用したサービス
自動運転技術、車そのもの以外の領域
Mobility Service ProviderとしてのDeNA
- クラウドシステム(決済、車両カンセイ)
- ユーザレイヤー
- オペレーターレイヤー
(1) ロボットタクシー
- ロボットタクシー株式会社
- ZMPと協業
現在の問題点
- 運転者不足、高齢化
- 過疎地における移動困難者の増加
- 買い物弱者
- 要介護者の増加
- 交通事故低減
解決すべき課題
- 技術(どんな道路環境でもとはいかない)
- 法規制(運転者がひつよう)
- 社会受容性(安全性への不安)
- 解決へ向けて、限定エリアでのサービスモデル、法改正や限定地域、交通弱者への貢献の積み重ね
サービス像
- オンデマンド移動サービス
- ITを使った配車システム
- 無人運転車両 無人ならではの移動時間サービス(映画とか)
実証実験
- 湘南ライフタウン実証実験
- イオン藤沢の送迎実験
- 配車、自動運転
- 宮城県仙台市デモ
- 荒浜小学校の校庭で無人運転
- 伊勢志摩サミットコンセプトデモ
- 配車から降車までのユーザエクスペリエンス
- NFC認証で車のドア開閉制御
- __普通のインターネットサービス技術で構成__ーREST、Ruby、Androidアプリ…
課題
- 安全性・セキュリティ
- 車両、ソフトウェア、通信
- スマフォ以外のデバイス=高齢者には電話とかで直接依頼できる
- 高度な運行管理システム
- AI、機械学習
(2) ロボットシャトル
- EASY MILE
- クローズドエリアでの移動サービス
- 大学、工場、空港
- 幕張新都心イオンモールでの実証実験
(3) ロボねこやまと
- 荷物情報、配送依頼、現在地確認、到着通知のサービス提供
- 買い物代行サービス
- オンライン購入サイト運営
- 保管ボックス
- 配達、オンデマンド配送
パネルディスカッション - 202xのモビリティサービス
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コーヒーメーカーをなんでCANバスに繋いだの?
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アウディのエイプリルフールとか、炊飯器をCANバスに繋いだりとかあるのでw
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ZMPのTOYOTAエスティマ、CANが暗号化されてないので使いやすい
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日産、CANをなんで暗号化しちゃってるの
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オープン車Platformをちゃんと作れば、それを使って何か作るひとが
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Hackerthon やるよ
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モデル化されていれば再現はできる、
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自動運転だと再現できない、ディープラーニング再現できずアレルギー反応
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オープン化する意味
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みんなでコードや事象を検証できる
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機械学習は事例があればあるほどよくなる
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実験部は安心・安全を担保するところ。ここがOKだす必要がある。
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認識はほぼDeepLearning決まり
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エンジン側にAI、それぞれのコンポーネントにAIが分散
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Edge computing
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50メートル進めという指令を受けて加減速するエンジン
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車載カメラ
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おおいなる暇がやってくる= mind-free
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車室内カメラ、バイタルセンサーで運転者がどういう状況か
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実証実験で乗客の安全は監視している
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PFN(ディープラーニング)とDeNA組んでビッグデータ+アルゴリズム
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ARは観光案内とかに使える
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VR&AI
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車のデザインにAIを使った
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VRで見る
自動運転 -
DQN同士で戦って強くなるのと同じように自動運転同士を走らせてぶつかったらペナルティで学習させる
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VRの中で、人として車道に飛び出して学習させたりできる
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データを取れるのは車メーカの強み
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操作のところはAPIとして公開して、データをどんどん集める
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車=もっとも枯れた技術を使う(安全性、コスト)
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モビリティサービス
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モビリティサービス研究所
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サービス企業にならないと立ちいかなくなる
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インターネット側は普通の技術でできる
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車の側に入ってこないと面白くなくない?イノベーションの部分は車側のできにかかってくる。
Made in Japanでやりたいね