初めに
最近yoloやssdを用いた物体検出を行いました。その際に行ったアノテーションデータの作成方法を記録しておきます。
#使用環境
- ubuntu20.04またはwindows10
インストール方法(ubuntuの場合)
- NodeJSとNPMのインストール
VoTTにはNodeJS(>= 10.x, Dubnium)とNPMが必要です。まずはこの2つをインストールします。
参考から
install
sudo curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_10.x | sudo bash -
sudo apt-get install nodejs
sudo apt install npm
#バージョン確認
nodejs --version
を行いインストールしました。
2. VoTTのインストール
VoTT公式ページ通りに行います。
install_VoTT
cd ~
git clone https://github.com/Microsoft/VoTT.git
#install
cd VoTT
npm ci
#起動
cd ~/VoTT
npm start
インストール方法(windows10の場合)
VoTT公式ページからexeファイルをダウンロード
exeファイルを実行する
使用方法
- 起動するとブラウザからweb版が開き、アプリケーションのウィンドウがもう一つ開く(つまりウィンドウが二つできる)(ubuntuの場合)。
web版ではローカルのファイルが扱えないので今回は使わない。(windowsでは一つしかウィンドウが出ないのでそのまま使う) - New Projectを選択
- display nameを任意に指定する
- Add Connectionからアノテーションしたいデータがあるフォルダとアノテーション結果を保存したいフォルダを追加する。
- Source Connectionにアノテーションしたいデータがあるフォルダ、Target Connectionにアノテーション結果を保存したいフォルダを指定する。
- Video Settingsを指定する(ここをどうするべきかはよくわかっていません。デフォルトの15のままにしました?)
- 右上のTAGSの+マークから使いたいtagを追加する
- 範囲を指定してtagを選ぶ
※tagにはそれぞれ0〜9のキーが割り当てられているのでtagの選択はわざわざカーソルを動かさなくてもキーボードで0~9を押すと早い - 画像データ分繰り返す
- 終わったら保存(save project(画面中央あたりの保存アイコン)を押す)する
- データのエクスポート
- 左のexportマークを押す
- exportの設定をする
- 画面中央のexport projectを押すとexportされる