概要
タイトルそのまま
社内で公開してるFreeNASの管理画面に久しぶりにアクセスしてみたらアップデートがあったので
ownCloudのプラグインを8.0.2から9.1.0へアップデートしてみた。
プラグインの方ではアップデートが終わり、WEBブラウザでアクセスすると
ブラウザでもアップデートを促されたのでアップデートボタンを押したら
Updates between multiple major versions and downgrades are unsupported
等といわれてアップデートに失敗する。
ownCloudのメジャーバージョンていうのは8>9等ではなくもっと細かかった。
(わかりにくい)
やったこと
細かく刻まれたバージョンを逐次アップデートしていかないといけないということだった。
結果
8.0.2>8.0.16>8.1.11>8.2.9>9.0.6>9.1.2
という5段階のアップデートを行った
8.0.xから8.1.xはまだしも、8.2.xから9.0.x等は結局英語のチェンジログをきちんと読んで追いかけないと判らないよね。
実際の手順
参考サイトに従って5回やったけど、全部同じなので一回分だけ書く。
(8.0.2から8.0.16)
1.FreeNASの管理画面でJailsにアクセスしてownCloudのshellを表示する。
2.フォルダのバックアップ
$cd /usr/pbi/owncloud-amd64/www/
$mv owncloud owncloud_bak
3.wgetでアップデートできる次のバージョンのtar.bz2ファイルをゲット
$wget http://download.owncloud.org/community/owncloud-8.0.16.tar.bz2
(URLは将来変わると思うので、その際は各自調べてください)
4.tar.bz2を解凍
$tar -xzvf owncloud-8.0.16.tar.bz2
5.バックアップからconfig.phpをコピー
$cp ./owncloud_bak/config/config.php ./owncloud/config/
6.パーミッションをwwwに変更
$chown -R www ./owncloud
7.shellを終了させて、FreeNASの管理画面プラグインタグでowncloudのサービスの状態を一旦OFFにしてまたONに戻す
8.ブラウザでアクセスするとアップデートを促すメッセージとボタンがあるので押す
これでうまく行った。