サスティナブルが重視される時代だけど、やはり紙を超えるディスプレイデバイスはない。きっと、どんなにディスプレイ技術が進化しても、可読性、保存性、一覧性、直感的検索性、見やすさ、災害に対する強さ、保存にも読むときにもエネルギーを使わないという紙の特徴を備えたものは出てこないと思う。正直、老眼が進んできたのでディスプレイより紙が読みやすいというのもある。
ということで、Linux(ubuntu 18.04)でも印刷は必須なので、EPSONプリンタドライバをインストールして印刷できるようにする。
ドライバー入手
EPSONの公式サイトにLinux用ドライバーについて記載があるので一読。
Linuxドライバーダウンロード可能機種一覧に記載のあるプリンターはドライバーがダウンロードできると書いてある。しかし、我が家のプリンタEW-M630TBは一覧に載っていない…
しかし、ダメ元でダウンロードサイトで検索してみると、一覧にはなかったが、ドライバーがヒットした。つまり、一覧になくてもドライバーが入手できることがあるようなので、諦めずに検索するほうが良いようだ。
まずESC/P-R Driver 2(generic driver)のダウンロードをクリック。
ubuntu 18.04 AMD64 desktopを使っているので、
epson-inkjet-printer-escpr2_1.1.15-1lsb3.2_amd64.deb
をダウンロード。
続いて、EPSON Printer Utilityをダウンロード
epson-printer-utility_1.1.1-1lsb3.2_amd64.deb
複合機なので、スキャナドライバー(All-in-one package)もダウンロード。
まず、マニュアルをダウンロード
imagescanv3_man_j.pdf
パッケージダウンロードページへ飛ばされるので、
Ubuntu 18.04 LTS 64bit(amd64)のdownloadボタンをクリック。
imagescan-bundle-ubuntu-18.04-3.63.0.x64.deb.tar.gz
インストール(プリンター)
EPSONのドライバーダウンロード時の表の下に小さく注意書きされていたLSBをapt-getで入れる
$ sudo apt-get install lsb
ダウンロードした.debファイルは、~/ダウンロードにはいっているので、ファイルからたどってダブルクリック→[インストール]、ドライバー(epson-inkjet-printer-escpr2_1.1.15-1lsb3.2_amd64.deb)、ユーティリティ(epson-printer-utility_1.1.1-1lsb3.2_amd64.deb)の順にインストールした。
tar.gzファイルの解凍
$ tar -zxvf imagescan-bundle-ubuntu-18.04-3.63.0.x64.deb.tar.gz
$ cd tar -zxvf imagescan-bundle-ubuntu-18.04-3.63.0.x64.deb
$ sudo ./install.sh
(再起動)
$ sudo shutdwon -r now
設定→デバイス→プリンターを開いて、ジョブの受付不可となっているプリンターが出ていたので、削除。しばらくすると復活するが、設定できないので無視。
[追加のプリンター設定]→[追加]→[ネットワークプリンター]→[EPSON EW-M630T(xxx.xxx.xxx.xxx)]を選択。
テストページを印刷して、ubuntuと書かれた色鮮やかなページが印刷されたら完了!