TrueNASのCommunityプラグイン(Third partyアプリ)にgitlabがあったので試してみた。
(gitlabの説明はいまさら要らないと思うのでしない。)
インストール自体はINSTALLを押すだけ。(手持ちの環境ではインストールに結構時間がかかった。あくまでNextcloudやPlexと比べて、であるが。途中で「invalid option: -har」とか見えるので不安を感じる……。)
インストール後、設定したIPアドレスにアクセスすると「502 Bad Gateway」をくらって困ったが、シェルを起動してservice gitlab onestart
したら解消した。根本的な原因は不明。
設定したIPアドレスにブラウザでアクセスするとパスワードの変更を要求され、設定するとめでたくrootとしてgitlabが利用可能になる。
リポジトリの保存先は/usr/local/www/gitlab-ce/config/gitlab.yml
の4. Advanced settings
のpath
で指定されており、インストール時のデフォルト値は/usr/local/git/repositories/
であった。jailからjail外のディレクトリは通常は参照できないため、jail外のディレクトリを使いたいときはjailのMount PointsのADDで適当なディレクトリをマウントし、gitlab.ymlでそのパスを指定するのが良い。(マウント設定の例はTrueNASに幾つかアプリケーションを入れて使ってみた:Nextcloud編も参照。)
repositoriesディレクトリの中身については、リポジトリそのものは@hashed
に格納されているが、その他に.gitaly-metadata
と+gitaly
も置かれている。少なくとも全てマウント先にコピーしてしまえば正しく動くようだ。(cp -a
でコピーしたら動いた。)
gitlabは様々な機能を有しているため、もしかしたら何かしっかり設定をしないとうまく使えない機能があるかもしれないが、そのあたりは気がついたら書く予定。