概要
安価にオシロスコープを手に入れる
はじめに
電子工作してると、ときどき、動きが全くわからなくなる。
オシロスコープ、欲しい、欲しい、欲しい。
お小遣い制のサラリーマンには、高額なオシロスコープを買う余裕はないのだ。
Audacity
電圧の変化なら、音声も電子工作も同じ。
そこでまず、 Mac 用 Auacity (無料) をためす。
https://sourceforge.net/projects/audacity/
サイン波はそこそこ取れるが、オシロスコープとして使うには、やはり無理があると断念。
e-scope 3-in-1(Ver 2.2)
なかなか評判の良い、株式会社 e-skett の iOS 用 e-scope 3-in-1 (240円) を試す。
https://geo.itunes.apple.com/jp/app/e-scope-3-in-1/id660574048?mt=8&at=1001lcsS
- イヤフォンジャックを使う
- サンプリング周波数は 44.1KHz
- 信号発生器 (サイン波/ホワイトノイズ/リニアスイープ)
- リアルタイム FFT
部品
ケーブルは自分で作成しなければならない。
http://e-skett.co.jp/nyumon/20130611
名称 | 個数 | 単価 |
---|---|---|
3.5mm4極ミニジャック(4極パネル用) MJ-064H パネル取付用 | 1 | 70円 |
3.5mmステレオミニプラグケーブル 1m 4極ピン(4Pin) オス-オス | 1 | 237円 |
ICクリップ(黒) MT-248-B | 4 | 50円 |
耐熱電子ワイヤー 2m×7色 外径1.55mm(UL3265 AWG20) | 1 | 650円 |
カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/2W 6.8kΩ (100本入) | 1 | 100円 |
絶縁ラジアルリード型積層セラミックコンデンサ 0.47μF50V5mm | 1 | 20円 |
動作検証
このアプリは、サイン波を作ることもできる。
このアプリで作ったサイン波を、このアプリで計測してみる。
おぉ、それっぽいです。
まとめ
- e-scope は 240円 で、これは使える!!
サンプリングレート 44.1KHz はショボいが仕方ない。 - 使う抵抗によって値が変わってくるので、絶対的な値の計測は難しい。
しかし、波形の確認に使うには、今のところ十分だ。 - やはり、オシロスコープは必要ですね。
よく今まで、無しでやってきたと思う。