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Oracleの内部文字セットがSJISの場合、Javaから文字化けさせずに接続するにはorai18n.jarも必要だとようやく分かったお話

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泣きたくなるほどハマり時間を浪費してしまったので、この悲劇を繰り返さないために。

背景

とあるJavaのWebアプリを仮想環境へと移行したら動かなくなっていた、というものについて調査。
見てみるとOS,Java,Webサーバがすべて旧環境と異なるという状態だった。
エラーとしては、”???”という文字列をパースできません、と言う内容だった。
この時点で文字コード関連だという判断はできていたが、どこが原因箇所かは最後になるまで分からなかった。

原因だったもの

Oracleの内部キャラセットがSJIS(EUCも?)の場合は、文字化けを起こさずに接続するために
JDBCだけでなくorai18n.jarというjarファイルが必要(使用するOJDBCと同じバージョン)。
これが足りなかった。
これを配置した後再起動すると正常に動作するようになった。
知っていれば真っ先に確認し対応できた問題。いわゆる「知ってりゃ5分で解決できる問題」

やったこと

  • Javaのバージョンを同じに
  • Webサーバのバージョンを同じにしようとしたがセキュリティの関係で断念
  • JVMのオプションのLANGとかDfileencodingとかも色々変更
  • NLS_LANGを色々変更
  • ソースの文字コード、View側の表示文字コード、いろんなとこの文字コードを確認
  • どうやっても解決しないので頭を抱えてうぐぐと唸る

結果的に解決までほぼ丸2日かかってしまった。

勉強になったこと

  • orai18n.jar、超重要。

  • 文字コード問題は本当に原因箇所となりえるものが多くてつらい。

  • 基礎知識足りてない。これはOracleにある程度詳しければ知識として得られていたはず。
    OracleBronze(Bronzeしか持ってないんです。。)の資格が泣いている。

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