今回はウォレットがどんなものか、どう扱うべきか、絵を交えて極力やさしく説明します。
言い訳（わかっている人向け）
- Moneroなど公開鍵自体がアドレスとほぼ同等の場合もありますがこの記事ではアドレスと表現します
- 秘密鍵の導出にニーモニックを使う場合もありますがこの記事では全て秘密鍵とします
- 表現は厳密さより大事なことのわかりやすさを優先します
今回のポイント
- ウォレットとはアドレス🔓や秘密鍵🔑を扱う道具
- ウォレットに入っているのは秘密鍵
- トークンの正体はブロックチェーンの記録
- トークンを持つとは自分だけがトークンのロックをはずせるということ
- 秘密鍵🔑はコピーできる
- 送金とは相手のアドレスにトークンをロックすること
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ニーモニックと秘密鍵🔑は大事なデータです
- なくさない
- おしえない
ウォレットとはアドレス🔓や秘密鍵🔑を扱う道具
これは賛否のある主張ですが、たとえば「スマホにビットコインが入ってる」は全部ウソです。もちろん賛否はありますが、やさしくただしく理解するためには重要なことと私は考えています。
現金用の財布のように「ウォレットのアプリはトークンの入れ物」と考えている方も多いかもしれません。いい機会です、この考え方を今から卒業しましょう！
ウォレットに入っているのは秘密鍵です。トークンではありません。トークンの正体はブロックチェーンの記録です。
どういうことか順に見ていきましょう。
トークンを持つとは自分だけがトークンのロックをはずせるということ
このロックがあるおかげで、関係ない人に勝手にトークンをとられたりすることを防いでいます。
だからこそ、秘密鍵🔑はみんなに内緒です。
秘密鍵🔑はコピーできる
秘密鍵はコピーできるデータです。大事なトークンを守る大事なデータです。大事なデータのバックアップは大事ですよね。
送金とは相手のアドレスにトークンをロックすること
ここで送金の依頼🪶というものがでてきました。これは秘密鍵🔑がないと作れません。そしてこの送金をブロックチェーン側で処理します。
今回のポイント（再掲）
- ウォレットとはアドレス🔓や秘密鍵🔑を扱う道具
- ウォレットに入っているのは秘密鍵
- トークンの正体はブロックチェーンの記録
- トークンを持つとは自分だけがトークンのロックをはずせるということ
- 秘密鍵🔑はコピーできる
- 送金とは相手のアドレスにトークンをロックすること
-
ニーモニックと秘密鍵🔑は大事なデータです
- なくさない
- おしえない