SSH公開鍵認証ってなんぞやという前にとにかく公開鍵を送りましょう。 #OpenSSH

SSH とは、Secure SHell の略で、今やTelnetやFTPなど、平文で送受信してしまう方式の代わりの手段として
用いられているデファクトな通信方式です。
その中で、今日は公開鍵認証についてすこしやり方を書いておきます。
まぁ、難しい話はおいておいて、公開鍵認証のやりかただけ説明します。
「公開鍵を送ってください」と言われた時には是非、これだけ抑えておけばオーケーです。

$ ssh-keygen 
Generating public/private rsa key pair.
Enter file in which to save the key (/home/mishihara/.ssh/id_rsa): /home/mishihara/.ssh/id_rsa_hoge　← ここでファイル名入力して名前を変えてもよい。
Enter passphrase (empty for no passphrase):←ここでパスフレーズを入力 
Enter same passphrase again: ←もう一度パスフレーズを入力
Your identification has been saved in /home/mishihara/.ssh/id_rsa_hoge.
Your public key has been saved in /home/mishihara/.ssh/id_rsa_hoge.pub.
The key fingerprint is:
SHA256:HSfyxR5zXCQmTwyYq2sd1yiHWY3bwyjFuY155whgjtM mishihara@localhost.localdomain
The key's randomart image is:
+---[RSA 2048]----+
|           ooo+.o|
|          o. *.o |
|        . oo*++  |
|         ++**+.  |
|        S*o*.%   |
|        + E @ B .|
|         + * o = |
|        o .   . .|
|       .         |
+----[SHA256]-----+

これで終了。
あとは *.pub ファイルをメールに貼り付けます、方法は以下の通り。

$ cat < ~/.ssh/id_rsa_hoge.pub
ssh-rsa AAAAB3NzaC1yc2EAAAADAQABAAABA*CV3afGd8jGZwcV1D+A3OzpEm80tEKMZ7BOwikJGDdacbHAdJRk4qKMjzGQw0+xD50c4M2QXPe5bLY4/qEoK94pUD00zLa/KKEnMcIwz7TNxxudB8+cSve+TGeO73z8aagZOCkUW/aDt3SXUgOvLDllN/GPLA5M7NRWlGAQR3rIl+CTRiamZjTzjhX3kP5qFndtLuk9mLPfwoIFhIN/l3RQhb8omuRs/i9NToN9tJyQrbhcvyHddEWUNid0tKcVAZxN/qpKoFKrzu5rYSF+fTiYGn1YWNOJFBysT2jDRchjAoQeGBjYrqj9x6mqBHY2lY25R2WunybvmGTg/fBqB+XL mishihara@localhost.localdomain

ここで間違えないで頂きたいのは、*.pub ファイルを送るのであって、もう一つのほう

$ cat < ~/.ssh/id_rsa_hoge

を送ってはいけないのです。
これについては、また別の機会に説明します。
先ほどcatコマンドで出力した *.pub ファイルの中身をメール本文にコピーアンドペーストして、送れば終了。

---追記---

そのまま*.pubファイルを添付しても相手側で何とかしてくれるはずなのでそれでもいいです。

--追記完--

あとは、メールを送ってくれといった人が処理をして、パスフレーズを入力すればログインできるようにしてくれます。
ログインの方法とかも、また次の機会に説明します。