概要
キーバインドを色々いじろうと xkb の設定ファイルをいじっていたら設定が破損してしまい、
- 立ち上げるときにUbuntuロゴからログイン画面が表示されるまでの間に何やらメッセージが表示される
- 日本語 JIS キーボードのレイアウトが認識されない(USキーボードになってしまう)
という状況になってしまったので、試行錯誤の末修復した話。
メモ書きとして残しておきます。
環境
$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=18.04
DISTRIB_CODENAME=bionic
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 18.04.3 LTS"
対処
結論から言うと、xkb-data
パッケージをインストールし直したら直りました。
$ sudo apt-get install --reinstall xkb-data
$ reboot
なにをしたら破損したか
/usr/share/X11/xorg.conf.d
以下に下手な設定ファイルを作成したら、冒頭に書いたような症状になってしまいました。
作成したのは次のようなファイルです。
Section "InputClass"
Identifier "keyboard defaults"
MatchIsKeyboard "on"
Option "XkbRules" "evdev"
Option "XKbModel" "pc105"
Option "XkbLayout" "jp, us"
Option "XkbVariant" ","
Option "XkbOptions" "caps:hyper,hjkl:direction"
# 自分で作成した"hjkl:direction"というオプションを読み込ませようとした
EndSection