kali linuxで公開鍵エラーが発生した件について

該当エラー

このエラーをかみ砕いてみると、、、、
要は、APT（パッケージマネージャー）がリポジトリのメタデータをダウンロードしたものの、手元に公開鍵が手元になく署名の検証ができないために「安全じゃない」と判断し、更新を拒否しているというもの。

よくみると・・・

Missing key 827C8569F2518CC677FECA1AED65462EC8D5E4C5, which is needed to verify signature.

鍵ねぇよ！！改ざん検知できないよ！！このままじゃ！！と言ってくれている。
もっと、見てみると、/etc/apt/trusted.gpg.d/の中にないらしい。
なんでそもそもこんなエラーが急に出たんだ...？？？謎である。
ともかく早く解決しよう...。

解決策

kali-archive-keyringを再DLしようとしたが、そもそもAPTが使えないんだから無理じゃんとなり、オフライン的に実装することに...。

1./etc/apt/sources.listを公式に戻す。
まずは、sources.listが正しい公式リポジトリを指しているか確認。

cat /etc/apt/sources.list

sources.listの中身についｔ

deb http://http.kali.org/kali kali-rolling main non-free contrib

↑の1文のみにしてください。僕はサードパーティーが入っていました。おそらくこれが原因でしょうか...（？）

2.公式のキーリングパッケージを手動でDL
https://http.kali.org/pool/main/k/kali-archive-keyring/
に飛んで、kali-archive-keyring_2025.1_all.debのURLをコピーする。

3.kali linuxでwget

wget http://http.kali.org/pool/main/k/kali-archive-keyring/kali-archive-keyring_2025.1_all.deb

4.dpkgでインストール

sudo dpkg -i kali-archive-keyring_2025.1_all.deb

成功したら、必要な公開鍵がetc/apt/trusted.gpg.d/に配置。

5.いつも通りapt

sudo apt update
sudo apt upgrade -y

参考文献（参照日2025年5月22）