はじめに
「Excelの高度な操作」に「テーブルをフィルター」があります。
これを初めて使ってみました。
Excelに「テーブル」ってのがあるんだ!!
Automation 360の「テーブルをフィルター」アクションを使ってみて初めて知ったのですが、Excelには「テーブル」という定義があるのですね。
Excelのワークシートの指定範囲を「テーブル」として定義して名前(テーブル名)をつける。
Excelをもう何年も使っているのに、初めて知りました(汗)。
テーブルをフィルター
とりあえず、「テーブルをフィルター」アクションを使ってみます。
こんな感じ。
Excelのテーブル名を指定するところがわかれば、あとは簡単。
私は最初、「Excelのテーブル名」と「Automation360のデータテーブル」を混同していました。
AA社のWebページにも「テーブル名はデータ テーブル名ではありません」って書いてあります。
https://docs.automationanywhere.com/jp-JP/bundle/enterprise-v2019/page/enterprise-cloud/topics/aae-client/bot-creator/commands/cloud-using-filter-table.html
「Excelの高度な操作」の分類
これもAA社のWebページに書いてありますが、「Excelの高度な操作」はいくつかのグループに分類されます。
- セル操作
- 行と列の操作
- テーブルの操作
- ワークブックの操作
- ワークシート操作
「Excelの高度な操作」の下はアクション数が多くて探すのが大変だから、この分類でサブグループを作って分けてくれればよかったのに。
おまけ
今回「Excelの高度な操作」を使ってみて、気づいた小ネタ。
- 「テーブルをフィルター」の列名指定は、「Excel:開く」で「シートにヘッダーを含む」をチェックしてもしなくても使える。列の位置指定は1から始まる。
- 「複数のセルを取得」で読み込んだテーブルデータで「名前別」参照するときは、「Excel:開く」で「シートにヘッダーを含む」をチェックしておかないと使えない。インデクスは0から始まる。
- 「複数のセルを取得」で読み込んだテーブルデータで「インデックス別」参照するときは、Excel:開く」で「シートにヘッダーを含む」をチェックしてもしなくても使える。
あたりまえですが、「Excelのテーブル名」と「Automation360のデータテーブル」を混同しないでね、って話。
Excelのシートやブックは知っていたけど、Excelのテーブルを知らなかった人(私です)、テーブルを定義して「テーブルの操作」アクションを使ってみましょう。