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Markdown記法チートシート&解説

Last updated at Posted at 2024-06-09

1.はじめに

お疲れ様です。エトです。

最近「VSCode」を使ってMarkdown形式で情報をまとめることが増えてきました。
個人的にはテキスト入力だけで体裁を整えられるのでWordよりも使いやすく、
タスク管理ツール「Backlog」でも使用するので重宝しているのですが、
Markdown記法を完璧にマスターできていないことが引っかかっていました。

ということで今回はMarkdown記法を学んだ結果のOutputとして、
VSCodeで使えるMarkdown記法のチートシート
を作成しました。

VSCodeでMarkdownファイルを扱う皆様の参考になれば幸いです。

2.動作環境・前提条件

3.チートシート

%(パーセント)で囲まれた値は変数です。

記法名 入力値
見出し # %見出し%
リスト・箇条書き - %テキスト%
リスト・番号付き %数字% %テキスト%
リスト・記号なし <dl>%文章%</dl>項目<dt>%大項目%</dt>要素<dd>%小項目%</dd>
空の行の挿入・改行 <br>
引用 > %テキスト%
改ページの線 ***
コメントアウト <!--%テキスト%-->
インライン表示 ``
コード表示 ```
URLリンクの挿入 <%URL%>
URLリンクのテキスト変更 [%表示テキスト%](%URL%)
画像の挿入 ![%代替テキスト%](%URL% "%画像タイトル%")
画像の挿入・サイズ調整 <img width="%表示サイズ%" alt="%代替テキスト%" src="%URL%">
画像にURLリンクを設定 [![%代替テキスト%](%表示画像%)](%URL%)
テーブルの挿入 (パイプ)
斜体(Italic) *%テキスト%*
太字(Bold) **%テキスト%**
打消し線 ~%テキスト%~
テキストの色変化 <font color="%カラーコード%">%テキスト%</font>
チェックリスト - [ ]

4.Markdown記法解説

見出し

文頭に# (シャープ+半角スペース)を入力する。

記述例
# レベル1
## レベル2
### レベル3

レベル1

レベル2

レベル3

リスト・箇条書き

文頭に- (ハイフン+半角スペース)を入力する。
* (アスタリスク+半角スペース)でも同様に機能する。

記述例
- test 
- test
    - test
        - test 
  • test
  • test
    • test
      • test

リスト・番号付き

文頭に%数字% (指定の数字+半角スペース)を入力する。

記述例
1. test
2. test
3. test
  1. test
  2. test
  3. test

リスト・記号なし

リスト化したいテキスト全体:<dl>%文章%</dl>
大項目にするテキスト:<dt>%大項目%</dt>
小項目にするテキスト:<dd>%小項目%</dd>

記述例
<dl>
    <dt>大項目1</dt>
        <dd>小項目1-1</dd>
        <dd>小項目1-2</dd>
    <dt>大項目2</dt>
        <dd>小項目2-1</dd>
        <dd>小項目2-2</dd>
</dl>
大項目1
小項目1-1
小項目1-2
大項目2
小項目2-1
小項目2-2

空の行の挿入・改行

空の行を挿入、または改行したい行に<br>を入力する。
(半角スペース2つ)でも同様に機能する。

記述例
test<br>
test  
test

test

test
test

VSCodeとQiitaで挙動が異なるため、記術例通りに入力しても機能しません。
VSCodeで上記記述例に則って入力した場合は以下のようになります。
test
test
test

引用

文頭に> (半角大なり+半角スペース)を入力する。

記述例
> test1,test2,test3
>> test1,test2,test3

test1,test2,test3

test1,test2,test3

改ページの線

線を表示させたい箇所に***(アスタリスク3つ)を入力する。
* * *(アスタリスク3つを半角スペースで分断)でも同様に機能する。
記号は_(アンダースコア)または-(ハイフン)でも同様に機能する。

記述例
***
* * *


コメントアウト

テキストの前後に<!---->を入力する。

記述例
<!-- 最終更新:2024年12月1日 -->
<!-- 変更内容:サブルーチンを追加 -->

記述例と同内容を記載していますが、
コメントアウトされているため表示されません。

インライン表示

インライン表示したいテキストの前後に``(バッククォーテーション)を入力する。

記述例
このような場合は`netstat`コマンドが有効です。

このような場合はnetstatコマンドが有効です。

コード表示

コードを入力した行の前後の行に```(バッククォーテーション3つ)を入力する。

記述例
netstat -an

記述例と同内容なので割愛しています。

URLリンクの挿入

URLをそのまま入力する。
<>(小なりと大なり)で囲んでも同様に機能する。

記述例
<https://qiita.com/>
https://qiita.com/

https://qiita.com/

VSCodeではどちらの記述例でも上記のような表示になりますが、
QiitaでURLをそのまま入力した場合、以下のように表示されます。

URLリンクのテキスト変更

リンクさせたいテキスト:[]
リンクさせたいURL:()

記述例
[Qiitaトップページへ](https://qiita.com/)

Qiitaトップページへ

画像の挿入

代替テキスト:[%代替テキスト%]
URLやファイルパスと画像タイトル:(%URL% "%画像タイトル%")

記述例
![狼ロゴ.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/3476558/c029a8b4-9ebe-e41a-1cd0-e1ef8d71d60e.png "狼のロゴ")

狼ロゴ.png

代替テキストと画像タイトルがなくても挿入自体は可能です。
「代替テキストを入力した場合」
 音声読み上げや画像が読み込めない場合に使用されます。
「画像タイトルを入力した場合」
 マウスポインタをかざした時に画像タイトルが表示されます。

画像の挿入・サイズ調整

画像のサイズ:img width="%表示サイズ%"
代替テキスト:alt="%代替テキスト%"
画像のソース:src="%URL%"

記述例
<img width="200" alt="狼のロゴ" src="https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/3476558/c029a8b4-9ebe-e41a-1cd0-e1ef8d71d60e.png">
狼のロゴ

画像にURLリンクを設定

挿入したい画像と代替テキスト:[![%代替テキスト%](%挿入したい画像%)]
リンクさせたいURL:(%URL%)

記述例
[![Qiitaトップページへ](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/3476558/c029a8b4-9ebe-e41a-1cd0-e1ef8d71d60e.png)](https://qiita.com/)

下記画像をクリックするとQiitaのトップページにつながります。

Qiitaトップページへ

テーブルの挿入

|(パイプ)で区切ったスペースにデータを入力する。
1行目:列の名称
2行目:(コロン)で文字を詰める方向を指定する。
3行目以降:テーブルとして表示される。

記述例
| 製品名 | 価格(円) | 個数 |
|:------|:------:|--------:|
| ※左詰め | ※中央詰め | ※右詰め |
| リンゴ | 120 | 12 |
| バナナ | 180 | 16 |
| みかん | 90 | 8 |
製品名 価格(円) 個数
※左詰め ※中央詰め ※右詰め
リンゴ 120 12
バナナ 180 16
みかん 90 8

パイプとデータの間に半角スペースを入力していますが、
入力しなくてもテーブルとして表示されます。

斜体(Italic)

テキストの前後に*(アスタリスク)を入力する。
_(アンダースコア)でも同様に機能する。

記述例
*Italic*

Italic

太字(Bold)

テキストの前後に**(アスタリスク2つ)を入力する。
__(アンダースコア2つ)でも同様に機能する。

記述例
**Bold**

Bold

打消し線

テキストの前後に~~(チルダ二つ)を入力する。

記述例
~~この表現には誤りがありました。~~

この表現には誤りがありました。

テキストの色変化

テキストの前後に<font color="%Color%"></font>を入力する。

記述例
<font color="Red">red</font>
<font color="Blue">blue</font>

red
blue

チェックリスト

文頭に- [ ] (ハイフン+半角スペース+角括弧+半角スペース)を入力する。
角括弧の中にxを入力するとチェックを入れた扱いになる。

記述例
- [ ] 洗濯
- [x] 掃除
  • 洗濯
  • 掃除

VSCodeで使用する場合は拡張機能が必須です。

5.終わりに

内容に不足などあれば、ご指摘いただけると幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。

6.参考にした文献・サイト

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