前置き
この記事は、表題の通り、筆者の状況や価値観に基づいたもので、ある意味ポエムです。前提条件などは人によってかなり異なると思います。
ただ、AWS資格試験の更新に関して他の人はどうしているのだろう？と思ってる方が、ある程度はいると想像し、一つの例として参考になればと思って記事にしました。
主題
AWS資格試験は、３年間の有効期間があります。ある程度保持している資格数が増えてくると有効期間を踏まえて保持戦略を練らねばいけなくなります。この記事は筆者がそれを整理した記録です。
保持資格と現時点での有効期限
自分の現状など
- 会社の業務ではAWS使うものの、最近の部署移動によって濃度は薄くなった。
- 幸いにもAWS知識が活きる副業をやらせて頂いている。
- 副業は続けたいのである程度はAWSの知識はキープしたい。
- 自分の記憶力だと、それぞれの資格取得には、１～２か月の準備期間が欲しい（再取得だとしても）。
- 業務外時間が勉強ばかりというのは味気ないので避けたい。
- 副業を始めたという事もあり、以前ほど勉強時間が捻出できない。
- 趣味としてやってる機械学習系の事にも時間使いたい。
- 社内のAWS資格新規取得キャンペーン（報奨金あり）が必ずある訳ではない。
整理ポイント
まず、今後どうするかを考える上でのポイントと基本姿勢を整理します
AWS ALL Certifications Engineersを目指すかどうか
取得出来れば名誉である事は確実ですが、残る二つはAdvanced Networking - SpecialtyとSAP on AWS - Specialtyです。業務では関わりがほぼ無い領域です。前者は教養として知っておきたい部分もありますが、Solutions Architect - Professionalの出題範囲を知っていれば十分かと思いました。後者は自分の業務的には教養としても必要性が希薄です。
今の状況では目指さなくていいかなという判断をしました。
どの資格を保持するか
今保持している資格を維持するのも結構大変になる事が想定されます。状況は今後変わると思いますが、優先順位をつけておきたいと思います。
必須
Solutions Architect - Professional
DevOps Engineer - Professional
Professional資格という事で、この二つを持っているとAWS界隈で一定以上の知識と経験を持つ人と認識されるイメージがあります。副業においても資格保持必須では無いですが、保持しておかないと心苦しい感じです。
この２つを確保していればAssociateカテゴリ３資格とCloud Pactitionerは更新されていくという意味でも優先順位が高い資格です。
個人的優先順位高
Machine Learning - Specialty
業務でも副業でもあまり関係は無いですが、自分の趣味分野という一点において優先順位高くします。
汎用性優先順位高
Security - Specialty
各資格試験それぞれにセキュリティ部分の範囲はありますが、セキュリティに関する要件を一通り知っておくのは重要だと思います。それらの管理や対応も重要です。知識をアップデートする価値は高いと思います。
優先順位中ほど
Database - Specialty
業務でもある程度は関係します。が、１度取る事で各種DBの存在を知れました。今の自分の状況ではこの領域の知識のアップデートは優先順位そんなに高くないかなと思いました。
優先順位低
Data Analitics - Specialty
業務では関係ない知識です。教養として１度取ったのは良かったと思っていますが、部署移動などで業務で関わりが発生しない限りはこの領域の知識アップデートは要らないかなと思いました。
考慮無し
Associateカテゴリ３資格
Cloud Pactitioner
必須に上げた２つの資格を保持していると自動的に更新されるので考察から外します。
結論
資格を取った時期も加味して以下のサイクルで回していこうと思っています。
サイクル１年目
６月頃：Security ― Specialty更新
１２月頃：Solutions Architect - Professional更新
サイクル２年目
６月頃：Machine Learning - Specialty更新
１２月頃：DevOps Engineer - Professional更新
サイクル３年目
６月頃：他の資格にも手を出す、休む、残るAWS資格取る（or更新）など気分と状況次第
１２月頃：他の資格にも手を出す、休む、残るAWS資格取る（or更新）など気分と状況次第
ぼやき（ずん飯尾さんっぽく）
- あ～、
AWS ALL Certifications Engineersが有効期限切れの資格がいくつかあっても申し込めるようにならないかな～（Specialty系はOKとか ） - あ～、
SAP on AWS - SpecialtyがAWS ALL Certifications Engineersに必要無くならないかな～
※3rdパーティーフォーカス資格というカテゴリ作っていいと思う。OracleとかCiscoとかWordPressとかAWSコラボの資格試験作れそうだし。 - あ～、AWS資格の有効期間が５年とかになったりしないかな～
※AWSの機能強化速度がすごいの知ってるので無理目である事理解してます - あ～、出題範囲が狭い更新専用の試験がリリースされないかな～