2
1
はじめての記事投稿
Qiita Engineer Festa20242024年7月17日まで開催中!

【初投稿!】新卒入社2年間でMCPを12個取得した振り返りをしてみた

Posted at

はじめに

本記事は、文系出身エンジニアが新卒入社後2年間でMicrosoft Certifications Program(以下、MCP)を12個取得した振り返りを記したものになります。
単純計算で2ヶ月に1つというペースの中、どのような目的をもってどう取り組んでいたか、その成果はどうだったのか。。。

2024年度に入りもう3ヶ月経ってしまいましたが(汗)、この振り返りが少しでもどなたかのお役に立てれば嬉しいです。
(ちなみに初記事です!見てくださった方ありがとうございます!)

新卒入社2年間で取得したMCP一覧

早速ですが、取得したMCPの一覧になります。

資格取得年月 認定資格名 対象試験
2022年6月 Azure Fundamentals AZ-900
2022年8月 Azure Administrator Associate AZ-104
2022年12月 Security, Compliance, and Identity Fundamentals SC-900
2023年1月 Azure Security Engineer Associate AZ-500
2023年2月 Azure Data Fundamentals DP-900
2023年2月 Identity and Access Administrator Associate SC-300
2023年4月 Power Platform Fundamentals PL-900
2023年8月 Azure Network Engineer Associate AZ-700
2023年11月 Azure Database Administrator Associate DP-300
2023年12月 Azure AI Fundamentals AI-900
2023年12月 Microsoft Certified: Fundamentals MS-900
2024年2月 Teams Administrator Associate MS-700

まずは王道(?)のAZ-900⇨AZ-104から始め、重要そうと思ったセキュリティ・ネットワーク系、その時に興味をもった分野へと手を出していきました。

勉強方法

試験によって数は変わりますが、以下の教材を活用していました。

  • Microsoft Training(旧Microsoft Learn):インプット・アウトプット
  • Microsoft ドキュメント:インプット
  • 書籍:インプット
  • Azure Portal(検証環境):アウトプット
  • Udemyの講義/模擬:インプット/アウトプット

また学習の流れは以下となります。

  1. まずは第一回インプット(=教材一周)をなるはやで終わらせ試験範囲の雰囲気を掴む
    (サラッと読み推奨。最初から全てを理解しようとすると詰んでしまうので、軽く読む程度で理解に心理的負担をかけないことがポイント☆)
  2. インプットを第二回、第三回・・・と繰り返し、徐々に内容を理解していく
    (回数を重ねるごとに教材を読む/理解する「じっくり度」を上げていきます。少しずつお友達になりましょう。)
  3. 2.で全体像が理解できたタイミングで試験ページにある「プラクティス評価」かUdemyなどにある模擬をとりあえずお試し 手応えをみて試験日設定&予約
    (試験直前の状態をみて危なそうであれば試験日変更もあり)
  4. 2.とアウトプットを並行
    (教材を読みながら検証環境をいじってみる/その日のインプットの最後に模擬を受けてみる など)
  5. 試験直前はアウトプットに専念 理解が浅いところはインプット教材を適宜見直し
  6. 試験受験!合格!ご褒美のチーズケーキを食べる

MCP取得の目的

「なんとなく知ってる」を増やしたい

筆者は文系学部出身ということもあり、入社時点でAzure(クラウド全般)の知識は全くありませんでした。
その上で、お仕事の都合上その時によって扱う技術領域が変わるため、いつかその時が来た時のための準備をしておきたいと考えていました。
必要になった時に初めて0から理解しようとするよりも、0.1でも0.3でもなんとなく知っている状態からの方が圧倒的にやりやすいのではという理由です。

また、入社時研修を経てクラウドをやりたい!という(ざっくりとした)思いがあったため、資格取得を通してAzureの理解を深めていきたかったというのもあります。

おまけ:インセンティブほしい

会社の制度として試験合格時の受験料負担やインセンティブ支給があるのですが、こちらももちろんモチベーション維持の材料になりました:v:

MCP取得の成果・メリット

MCP取得で得た理解がお仕事に生きる

実際にMCP取得を進める中で、これからお仕事として初めて扱う内容が(部分的ではあるものの)過去に受験したMCPの学習で触れたことのあるものだった、ということが何度もありました。これは当時(今も?)まだまだ若手である筆者にとってはとても嬉しい瞬間でした。
詳しいところまでは覚えていなくとも、基礎ベースなら「なんとなくでも知っている」と思えたことは、単に技術理解の手間が省けるだけでなく一つの自信になりましたし、逆に知らない部分に対しては恐怖ではなく興味をもって理解を深めることができました。

Azure全体の理解が深まっていく

私がMCP取得を続けていく中で特に感じたことは、「Azureの各技術はつながっている」ということです。
今思えば当たり前のことではありますが、Azureの試験は一つ一つ独立していますし、はじめの頃は試験範囲の理解に精一杯で各技術の「横のつながり」という見方をする余裕がありませんでした。
しかしMCP取得を続けていく中で、過去に受験した資格の学習内容が今学習している内容につながっていることに気づけるようになってから、点々としていたAzureの理解が線でつながっていくような感覚を覚えました。
以降、Azureの理解を深めていくことがより楽しくなりましたし、初めて出会う技術のインプットのハードルが少し下がったようにも感じます。
(2024年5月にAzure Virtual Desktop Specialtyを取得したのですが、ID周り/ネットワーク/セキュリティ/VM・・・数々の技術要素が詰まっていますよね。)

成果としてのアピールになる

MCPに限らず、資格取得は一つの成果としてアピールできる材料であると考えています。
もちろん技術理解という点では資格取得は一つの手段に過ぎませんが、「この分野を勉強して、試験に合格できた」というのは確かな実績と捉えて良いと思います。
また組織として資格保有者の目標がある場合には、その数字への貢献もできます。

おわりに

以上、二年間のMCP取得の振り返りとなります。
冒頭にも記載しましたが、この記事がいつかどなたかのお役に立てることを願ってやみません。
今後もAzureともっと仲良くなるべく理解を深めたいですし、またAzure全冠を目指してさらなる資格取得に励みたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!!

2
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
1