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Tama.rbAdvent Calendar 2018

Day 15

Ruby GOLDを受けに行って不合格だった話

Last updated at Posted at 2018-12-14

みなさんは、Rubyに資格があることをご存知でしょうか。
Rubyアソシエーションが開催しているRuby技術者認定試験です。
そのレベルにSilverとGoldがあります。

私は知っていたのですが、値段が高い(16000円ぐらい)ことで敬遠しておりましたが、一念発起してGOLDを受けてみました。

結果、
落ちました。:innocent:

心がつらいですが、「試験にうけようかな」と思っている方向けに、体験談を書きました。
読み物としてアンチパターンにしてもらえればと思います。

自分について

コンピュータに触った経歴は長く、20年以上でしょうか。perlでちょっとしたスクリプトを組んで喜ぶ年少期を過ごしました。

現在は、半年前ぐらいにwebエンジニアに転向しまして、渋谷の会社さんでお世話になっております。

それまでは、ユーザ系Sierで6年間システムエンジニアをしていました。
夜間バッチがこけないことを祈りつつ毎日眠りにつく、精神のデスマーチをくらっていました。
一度こければ、復旧対処、再発防止、上司・ユーザへの報告、と大変で・・・。
そして、毎日フルタイムで打合せの日々・・・かっこいいプログラマーを目指したかったのに、

なぜか進捗管理と見積のエキスパートみたいになってるし・・・。

でもそのおかげで、大半の事には動じない(驚かない)強い心を持てたと思います。

今は、プログラミングができて楽しい日々をおくっています。

受けたきっかけ

「Rubyを業務で使って、半年ほど経つ。どれぐらい理解できてるのか客観的に知りたい」
「コミュニティで知り合った人が、10月ごろ取得した。負けられない。」

といった気持ちからです。

試験対策

公式教科書 基礎問題、模擬問題 合計 80問を1周
ITトレメ 60問を2周

時間にすると5,6時間でしょうか。

問題の傾向

キーワードで表すと、
・モジュール
・クラス
・定数
・self
・可変長引数
・Fiber
・その他(rubyコマンドオプション、組み込みライブラリ)

当然単純な問題ではなく、深い理解を要するものばかりでした。

例えば可変長引数だったら

question
def hoge(*args)
 p args
end

hoge([1,2,3,4])

回答

1. [1,2,3,4]
2. [[1,2,3,4]]
3. エラー

などなど。

正解はどれでしょう?!。答えは試してみてくださいw

私のように、初心者じゃないんだけど中級者でもないよなー、ぐらいの方には理解が深まりいい感じだと思います。

受験の申し込み

ここからは、私の申し込み~受験終了の体験談を書こうかと思います。

まずは、申し込み。
プロメトリックからオンラインで予約&支払いが可能です。
受験地と日付も指定できます。国家資格の試験と違って自分の都合で受けられるのがいいですね。
私が住んでいる多摩地区でも府中市や立川市に試験会場がありました。
ちなみに、今回は府中で受けてきました。

ただし、簡単に申し込みできる分、「本当にうけようかどうしようか」という葛藤が数日続きました笑。
1万6000円・・・私の収入では大金なのです。

当日まで

公式教科書を購入。アマゾンでも売っていたのでkindleにしました。
それと、受験された方のブログ記事を拝読。
ITトレメで無料で問題が公開されていることを知りました。

隙間時間を使いながら、問題を解いていきます。

受験当日

問題の傾向を把握し始めた段階で試験当日になってしまいました。

受付

必要なものは、身分証明証と申し込み時の確認書(ネット画面プリント)ぐらいです。
試験会場にいくと、6畳ぐらいの部屋にパイプイス、ロッカー、受付の窓口があり、3,4人待っている方がいます。
おそらく別の試験を受ける方だと思いますが、結構受験する人いるんだなーと感じました。
スーツで来てる人もいたので、仕事の合間をぬってきたのかな。

受付を済ませると、腕時計からなにやらなにまでロッカーに仕舞えといわれたので、指示に従います。

時間になると受付の方が試験手順を説明してくれます。
説明後、別部屋に通され、自習室みたいにセパレートされたブースで受けました。
各ブースの天井には監視カメラが配置されておりましたが、違和感なかったです。

試験

いざ試験を開始するんですが、感じたことが二点。

  1. 試験用パソコンの解像度が低い。
    普段なれている大きさのソースコードが表示されないため、戸惑いました。

  2. 試験開始は自分のタイミングで始められる。
    これまで受けてきた試験だと試験官が「開始!」と言ってから全員スタートだったんですが、自分でボタンをクリックして開始でした。
    また、イヤーマフとマジックペンで書けるホワイトボードペーパーが使えました。

そんなこんなで開始してから60分、すべての問題を解き終わります。

試験後

解き終わると、アンケートと結果がその場で画面に表示されます(すごい)。

結果、75点以上で合格のところ70点でした。泣

なにを間違えたのかはわかりません。
おそらく、Moduleのincluded append_featuresのところかな。

ガックシしながら、受付の部屋にもどり、A4用紙一枚の不合格ペーパーをいただきました。

反省

  1. 計画をおろそかにした

もうこれに尽きるとおもいます。

試験申し込み~試験当日が1週間程度でした。

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」

敵(問題)をリサーチせずに一週間後と決め打つ愚策。
結果、今回は問題の傾向を把握した段階で試験に臨むことになってしまいました。

まずは、模擬問題を一通り解き、
自分の実力と問題にどれぐらいギャップがあるのか見定めて
計画を立てましょう。

今後

サンクコストにするわけにはいかないのです!。
2,3ヵ月後にお金がたまったら、再チャレンジしたいです。

参考リンク

参考にさせていただいたサイト

Ruby技術者認定試験Goldに1ヶ月で合格するまでにやったこと

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