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クラウドで堂々のシェア1位!AWS(Amazon Web Services)

Last updated at Posted at 2022-12-27

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エスプリフォートでは積極的に新しい事を取り入れつつ、ビジネスシーンに合わせたインフラ及びシステム構成、セキュリティ、BCP対策などを考慮したご提案を心がけています。
これら磨きあげた技術力が、お客様に高いクオリティでシステムを提供する一助になっています。

はじめに

今では当たり前!クラウドコンピューティング導入
新たなアプローチ!サーバーレスアーキテクチャ

上記記事でご紹介した通り、クラウドサービスは今ではあらゆるシステムにとってなくてはならないサービスの一つになっていることは、既に多くの方の知られています。
その中でも、一番利用率のシェアが高いAWS(Amazon Web Services)について、AWSの現時点(2022年12月)で提供されているサービスを2つに分けてピックアップしてご紹介いたします。
(もちろん、エスプリフォートではAWSを利用したインフラ構築 及び システム開発は当たり前にしていますよ!)

他にAWSを利用した構成も一部ご紹介いたします。

おさらい:AWSとは

AWS(Amazon Web Services)とはAmazonが提供しているクラウドサービスです。
2022年最新のクラウドシェアでは、シェア1位がAWS、2位がMicrosoft Azure、3位がGoogle Cloudとなっており、一番利用されているクラウドサービスになります。

※ クラウドサービスとはユーザーがインフラやソフトウェアを持たなくても、インターネットを通じて、サービスを必要な時に必要な分だけ利用する事が出来るものです。

AWSのメリット

セキュリティレベルが高い
気密性の非常に高い組織のセキュリティ要件を満たしています。
また、耐久性・拡張性を重視したバックアップ体制が整えられています。

導入コストが低い
初期費用ゼロで導入することが出来ます。
また利用量に応じた従量課金型なので導入コストを低くすることができます。

柔軟性や拡張性が高い
簡単にサーバーの台数やスペックの変更が可能です。その為、柔軟性や拡張性が高いです。

AWSのデメリット

ランニングコストが予測できない
従量課金型を採用しているので、稼働した分だけ利用料が毎月変動します。
その為、使用する期間や量が決まっていないとコストの見積もりが立てにくいといったデメリットがあります。

自由度が低い
運用が簡単である半面、自由にカスタマイズができないという点でデメリットがあります。
また、ハードウェアの細かな調整やオプションを追加したい際には随時行うことが難しく自由度は低めです。

AWSに独特の概念や考え方がある
AWSにはたくさんのサービスがあります。
それらを利用する上で従来の作業とは全く違う基礎概念や考え方を学習する必要があります。

AWSの代表的なサービス

まず、代表的なAWSのサービスを、いくつか一覧化してみました(2022年12月時点)。

サービス名 説明
シンプルストレージサービス(S3)
https://aws.amazon.com/jp/s3/
Amazon Simple Storage Servise(S3)はオンラインストレージサービスで、データの種類を問わずに保存します。
DynamoDB
https://aws.amazon.com/jp/dynamodb/
NoSQLというタイプのデータベースです。また、一貫した高速な処理を行う為、膨大なデータを取り扱う事が可能です。
AWS lambda(ラムダ)
https://aws.amazon.com/jp/lambda/
サーバーの管理なく自動的にコードを実行します。データの変更やユーザーによるアクションにLambdaがトリガーを設定できます。
AWS CLI(コマンドラインインターフェース)
https://aws.amazon.com/jp/cli/
コマンドラインからAWSの複数のサービス制御し自動化できるツールです。また、200以上のサービスを1つのツールで制御する事が出来ます。その為、AWSを利用や管理する上で必須のツールです。
Amazon EC2(エラスティック コンピューティング クラウド)
https://aws.amazon.com/jp/ec2/
AWSが提供する仮想レンタルサーバーです。また、EC2上に仮想マシンとして利用することが出来ます。
CloudWatch Logs
https://aws.amazon.com/jp/cloudwatch/
すべてのシステムのログ収集や分析を行えるサービスです。導入したい対象にインストールすれば、ログの収集が可能になります。
Amazon EventBridge
https://aws.amazon.com/jp/eventbridge/
イベントを通じて様々なアプリケーション同士を簡単に接続できるようにするサービスです。ルールを作成することにより、ルールによるアクションの自動化が可能です。
Amazon Personalize
https://aws.amazon.com/jp/personalize/
レコメンデーション機能を使うことが出来ます。レコメンデーション機能とは顧客の好みを分析して、顧客ごとに適する情報を提供する機械学習テクノロジーです。また、機械学習に対する知識が無くても利用出来るサービスです。

AWSのユニークなサービス

次に、ユニークなAWSのサービスを、いくつか一覧化してみました(2022年12月時点)。

サービス名 説明
Amazon FinSpace
https://aws.amazon.com/jp/finspace/
金融サービス業界 (FSI) 向けに設計されたデータ管理および分析サービスです。FinSpaceは、分析の準備のためにペタバイトの財務データを見つけて準備するのに費やす時間を数か月から数分に短縮します。
AWS Device Farm
https://aws.amazon.com/jp/device-farm/
広範なデスクトップブラウザと実際のモバイルデバイスでテストすることにより、ウェブアプリとモバイルアプリの品質を向上させるアプリケーションテストサービスです。複数のデスクトップブラウザまたは実際のデバイスでテストを同時に実行して、テストスイートの実行を高速化し、ビデオとログを生成して、アプリの問題をすばやく特定できます。
Amazon HealthLake
https://aws.amazon.com/jp/healthlake/
ヘルスケアおよびライフサイエンス企業に、個人または患者の集団のヘルスデータを時系列で表示し、大規模なクエリと分析を行うことを可能にします。
AWS Transfer family
https://aws.amazon.com/jp/aws-transfer-family/
SFTP、FTPS、FTP、AS2 プロトコルを使用して、AWS Storage サービスへの定期的な企業間ファイル転送を安全にスケールします。

AWS構成例

ec2.jpg

EC2上にサーバーを構築し、そこにシステムを載せ、RDSに静的なデータを保存するという構成です。
この構成で構築されることが多い構成です。

EC2を利用すると稼働している間は課金され、サーバーのメンテナンスは自社で行う必要があります。
1日中システムが利用されているということもあるでしょうが、システムによって利用頻度も異なってくるでしょう。
利用頻度も少なく、コスト最適化の観点から考えた際に呼ばれた時だけの課金されるようにしたいのであれば、この構成は考え直した方がよいかもしれません。

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次の構成です。
EC2の部分がAPI Gateway+Lambdaに置き換わっています。

API GatewayはAPIサーバーの機能を提供するサービスで、たとえばREST APIでAPI呼び出しのエンドポイントや呼び出す際のメソッド(GETやPOSTなど)の呼び出しができます。

システムはLambda上に置きます。
API Gatewayに対して呼び出しがあると、そのパスに紐づくLambdaが実行されるようにすることで、このLambdaは様々なサービスと連携することができます。
もちろん、Lambdaからデータベースへのアクセスができるため、DBからのデータ取得、DBへのデータ書き込みが可能になります。

この構成は、新たなアプローチとしてうまれたサーバーレス構成です。
こちらは利用頻度が少ないのであれば、コスト最適化の観点で見ると呼ばれた時だけの課金されるため、従来の構成となるEC2を利用するよりも安く運用することが出来ます。

※ DynamoDBとRDSの大きな違いとしては、RDSはSQLであり、DynamoDBはNoSQLとなります。

まとめ

AWSについてのメリット、デメリット、構成例など、またいくつかのサービスについてもおおまかにご紹介しました。
AWSには、他にも上記の一覧では到底紹介しきれないほどのサービスが提供されていますので、ご興味があれば見てみてください(AWS 製品)。

またAWSには無期限無料、期限内無料、トライアル版など無料で利用できるサービスもいくつかあります。
上記でご紹介した「AWS lambda(ラムダ)」は、「無期限無料、100 万/月の無料リクエスト」とあります。
よほどの長時間、大量のデータを使用しない限り、無料で済みます!
こちらもご興味があれば見てみてください(AWSクラウド無料利用枠

最後におまけ

この「AWS Lambda(ラムダ)」を試用してみるのであれば、以下の赤枠内のリンクをクリックして、

「今すぐAWS Lambdaを無料で始める」からアカウントを作成すれば可能です。

他の多くのサービスにつきましても、無料枠の範囲は変わりますが、同様に試用が可能になっています。
興味が湧きましたら、無料分だけでも触ってみてはいかがでしょうか。

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