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DX推進!ローコード/ノーコード開発で顧客のビジネスをさらに加速!

Last updated at Posted at 2022-04-26

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新しいビジネスアプリケーションをより速く顧客に提供し、顧客に少しでも早く、少しでも多くのアプリを利用する恩恵を得てもらうために、ノーコード・ローコードのツールを利用して、エスプリフォートでも開発を行っています。

またエスプリフォートでは、DX W(ディー・エックス・ダブル)ラボにてローコード/ノーコードにより、顧客のビジネスをさらに加速させるための活用について、デジタルトランスフォーメーション(DX)として推進中です。

本稿では、ノーコード・ローコードについてやエスプリフォートでのノーコード・ローコード開発事例を少しご紹介いたします。

ノーコード/ローコード開発とは

近年、新しい開発手法として急速に注目を集めてきているのが”ノーコード開発”と”ローコード開発”です。

通常はJava、C#、VB.net、PHP、COBOLなどのプログラミング言語で開発を行います。
これらのような言語は、利用するまでにプログラミングの基礎やITシステムの仕組みを学習する必要があります。

ノーコード開発はソースコードを全く書かずにアプリケーションを開発する手法です。
GUIを操作してアプリケーションを開発できるため、技術的なハードルが低く、誰でも簡単にアプリケーションを開発できます。
そのため、製造工程の省力化やプログラミングはできない従業員にもITシステムをカスタマイズできることが利点です。

ローコード開発はソースコードの記述量を最小限に抑えてアプリケーションを開発する手法です。
そのため、多少のプログラミングが必要となりますが、GUIを操作してアプリケーションを開発できることは共通でできるため、一部分だけをプログラミングすることで、ノーコードよりの自由度の高いアプリケーションを実現できます。

需要があるのか?

IDC Japanが2021年11月に公表した、国内企業におけるノーコード ローコードのプラットフォームの導入に関する調査結果では、「ローコード/ノーコードプラットフォームを導入している企業」は37.7%になりました。
また、「導入に向けて実装/検証を行っている企業」は12.8%、「導入する計画のある企業」は8.2%となり、今後のさらなる導入が増えていくことが予測されます。

ローコード/ノーコードプラットフォームを導入している企業の62.3%は、IT部門以外の部門や職種でもシステムを開発できるようになっています。
このようにシステム開発がITエンジニアだけではなく、様々な職種の従業員でも開発できるようになっていっていることがわかります。

ノーコード/ローコード開発のメリット

開発スピードが早い
パーツとテンプレートをドラッグ&ドロップで組み合わせて行う開発手法なので、ソースコードを記述して行う通常の開発よりもスムーズに開発が行え、納期を短くできます。

プログラミング知識があまり必要ない
プログラミング知識はあまり必須ではありません。
従来の開発は、プログラミングがバリバリできる人によって開発されてきました。
しかし、即戦力でなくても浅い知識で開発したいアプリのイメージさえあれば開発ができます。
また、ツールの範囲内であれば、開発後の機能拡張も容易に行えるメリットもあります。

開発コストを抑えることができる
開発工数の短縮によって、大幅にコストを削減する効果も期待できます。
また、1人でも十分に開発ができるので、少ないリソースで開発に着手してリリースすることができます。

ノーコード/ローコード開発のデメリット

大規模な開発、複雑なシステム開発には向かない
基本的にツールに置かれている機能を各システムに組み合わせて開発していきます。
そのため、ツールにない独自の機能を組み込みたい場合は向いていません。
あらかじめ決められたテンプレートがベースとなるため、どうしてもカスタマイズ性が低くなってしまいます。
そのため、業務基幹システムなど、規模の大きなシステムや複雑なシステムには適していません。

プラットフォームに依存している
決められたプラットフォーム上で機能を利用できるため、開発側でプラットフォームを選定することはできません。
そのため、決まったプラットフォームを前提にインフラ構築、運用設計をしていかなければいけません。

必要な機能が実現できるかの検討が必要な為、ツールの選定に労力がかかる
ノーコードもローコードもツールを用いる以上、そのツールが対応していないことはできません。
比較的自由度の高いローコード向けツールであっても、すべてをコードで開発することはできないため、対応できない部分があります。
そのためツールを選ぶ場合は、システムとして必要な機能がすべて実現できるかを検討して、ツールを選定することをお勧めします。

ツールの操作方法を覚えるのに教育コストがかかる
プログラミングがわからなくても開発はできますが、ツールの操作方法を覚えなければいけません。
また、ツールのバージョンが上がるなどでツールが変わると操作方法も変わるため、改めて操作方法を覚えなおす必要があり、さらに教育コストがかかることになります。
また、海外製のツールの場合は英語にしか対応していないものがあったり、マニュアルや困った時のQAがどれだけ充実しているかは、ツールによって異なります。
このような場合、英語に慣れていなければ理解に時間がかかったり、わからない部分の情報が少ない場合は実際に試す以外の方法はなく、さらに時間を使う事になります。
ツール選定後のスケジュールを立てるときには、使用方法を覚える時間も考慮した開発計画をお勧めします。

ノーコード/ローコード開発事例としての一部を紹介します。

  • システム開発系
    • Outsystems
    • Amazon Honeycode
    • Glide
    • bubble
    • Adalo
    • AppSheet
    • Thunkable
    • ThingWorx
  • 業務効率化系
    • Zapier
    • Airtable
    • Microsoft Power Apps
    • docupilot
    • kintone
    • SAP AppGyver(SAP)
    • SAP Business Application Studio(SAP)
    • RPA
  • Webサイト開発系
    • Webflow
    • Shopify
    • Voiceflow
    • Emulate3D
    • STUDIO
  • スマホアプリ開発系
    • Yappli
    • buildbox

など...

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