3
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

アンガーマネジメントゲームをチーム内で実施してみた

Last updated at Posted at 2019-01-19

アンガーマネジメントゲームを実践してみました

私の所属するスクラムチームのメンバーに協力していただき、
アンガーマネジメントゲームを実施しました!
想像以上に盛り上がり、活発なコミュニケーションが生まれました:blush:
この記事では私なりのアンガーマネジメントゲームの実施方法や所感を述べたいと思います。

アンガーマネジメントゲームとは?

一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会が開発した “怒りのツボ当てカードゲーム” です。
そもそも "アンガーマネジメント" とは怒りの感情:angry:と上手に付き合うための心理トレーニングのことを指します。
ゲームを通してプレイヤー同士がどのような場面で怒りを感じるかを共感や驚きとともに知ることができるため
ビジネス現場におけるチームビルディングにも活用されています。

きっかけ

やってみよう!と思ったのはAgileJapan2018のセッションで
チームメンバーの心理的安全性を高めるため1つの方法としてこのゲームが紹介されていたからです。
アジャイル開発では「心理的安全性」を高める事は非常に重要とされているため
チームでもぜひ実施してみたいと思い、今回挑戦しました!

チームでアンガーマネジメントゲームをやってみた!概要

###チームの情報
社員:4名 / パートナーさん:5名
 ※比較的、普段から活発に意見交換できているチームだと思います

###ゲームの目的 / ゴール

  1. チームメンバーの価値観を知る
  2. チームの連帯感を高める

チームメンバーの価値観を尊重することで、円滑なコミュニケーションが生まれ
スムーズに仕事ができれば連帯感が強まると考えていました。​

:warning:注意:warning:
相手の怒りのポイントを知ることによって
それを**「回避しよう」とすることは目的ではありません。
「怒りそうだから
言わないでおこう**」ではなく、「怒りそうだから言い方を考えないといけない」となることで
感情的にならないコミュニケーションが生まれると思います。

###進め方
通常のアンガーマネジメントゲームを自分なりにアレンジしました。

①お題は事前にSlackでチームメンバーから募集したものを使用
②お題に対し、怒りを3段階(怒らない / 少しイラっとする / 怒る)を提示
 ※プランニングポーカーの「0」「2」「5」のカードで出してもらいました
③一斉に提示し、気になった方に理由を聞いてみる

お題の例
:worried: 狭い道を横に広がって塞いでいた高校生がいた
:frowning2: 飲み会で発言しないと「話にはいってこいよ!」と説教する人
:rage: 電車から降りる人がいるのに、乗り込もうとしている人がいた
などです!
みなさんはどれくらい「怒り」を感じますか?

チームメンバーの感想

  • 楽しかった!
  • 距離が縮まった!
  • 思想(価値観)の違いを感じた...
  • 相手の怒りのツボのポイントが分かったので、自分の言葉に気をつけようと思った…
  • チームメンバーの意外な怒りポイントが分かった
  • 本来のアンガーマネジメントゲームの手法でもやってみたい

所感

アンガーマネジメントゲームはチームビルディング時だけではなく
ある程度気心の知れた間柄で実施しても
チームのコミュニケーションを活性化させる効果があったと思います:open_hands:

今回設定したゴールである「チームの連帯感」を強められたのかは現段階では分かりませんが、
今後の仕事を進めていく中でお互いの価値観を尊重する良いきっかけになってくれたら嬉しいです。

3
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?