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Lookerの権限周りについて調べてみた

Last updated at Posted at 2020-03-18

何かと自由度が高いLooker。
権限周りについても同様で、何をどうするとどうなるのかが複雑だったので整理しておく。

前提知識

権限によって制御されるものは3種類

  • コンテンツアクセス(≒フォルダへのアクセス)
    • 利用:フォルダに移動、フォルダ内のダッシュボード&ルックの一覧を表示が可能
    • 管理: フォルダ内コンテンツの操作(ダッシュボードとルックの複製、移動、削除、名前変更)、フォルダ自体の管理(フォルダの名前変更、移動、削除)、他のユーザーとグループにフォルダへのアクセスを許可
  • データアクセス:ModelやExplore、View等の単位でアクセスするための権限管理が可能
  • 機能アクセス:データの表示やLookMLモデルの変更等、ユーザーがLookerで実行出来る「アクション」の種類を制御

デフォルト権限セットで出来ること抜粋(上位権限は下位権限を包含)

  • Admin:すべて
  • Developer:LookMLによるdevelop/deploy、SQL Runnerの利用
  • User:Explore、LookML/SQLの閲覧、TableCalculationの作成、フォルダの作成(アクセスの管理権限が必要)
  • Viewer:ダッシュボード等の閲覧、データのダウンロード

権限付与時の基本思想

  • Lookerは自由度が高いものの、管理コストを考えるとできるだけシンプルに管理したい → デフォルト権限セットで管理
  • データガバナンスは当面単一部署が請け負う

管理方法

  • GroupにRoleを紐付け、アカウントをGroupに追加/削除する方法をとる
  • terraformによる管理にするかSDKによる管理にするかは検討中

参考記事

https://dev.classmethod.jp/business/business-analytics/looker-access-control-and-permission-management/
https://dev.classmethod.jp/business/business-analytics/looker-role-permissionset-modelset-and-create-user/

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