ESDocを使えばJSDoc形式で書いたコメントからドキュメントをhtml形式で自動生成できて大変便利である。以下に設定方法を記す。
esdoc と esdoc-standard-plugin を開発用にインストール
yarn を使った場合
yarn add -D esdoc esdoc-standard-plugin
設定ファイルの作成
package.json と同じディレクトリに「.esdoc.json」ファイルを以下の内容で作成。
.esdoc.json
{
"source": "./src",
"destination": "./docs",
"plugins": [
{
"name": "esdoc-standard-plugin",
"option": {
"test": {
"source": "./src"
},
"manual": {
"files": [
"./manual/manual_1.md",
"./manual/manual_2.md",
"./manual/manual_3.md"
]
}
}
}]
}
「manual」で指定したmarkdownファイルをもとに一つのhtmlページが作られるのがとても便利。
同じディレクトリに「README.md」を作成
この「README.md」が作成されるドキュメントの index.html となるのでどうしても必要。ここにドキュメントの概要を書く。
package.json の script に実行コマンドを追加
package.json
"scripts": {
"docs": "esdoc",
}
実行すると、jsファイル内のJSDoc形式のコメントからクラスやメソッドの詳細仕様書がhtmlで作成される。非常に便利である。