Google Apps ScriptでGmailを自動掃除

Google Apps Script でGmailに溜まったメールを掃除する方法

■用途

• メルマガに登録している場合、指定期間だけ残してからゴミ箱に移動
  

■設定の流れ

1. URLにアクセスを行い、「新しいプロジェクト」を押下
   
2. ファイルを追加(Gmail.gs)＆リネーム(main.gs)を行います
   
3. 掃除を行うためのScriptを記述して保存します
4. main.gsを選択し、試しに記述した処理を実行します
5. 問題がなければ、トリガー画面に遷移します
   
6. トリガー設定を保存します
   

■「3」のコードについて

ゴミ箱に入れるだけなら「Gmail.gs」は特に触る必要は割りません。
「main.gs」を自身の環境に合わせて修正する必要があります。

// Gmail.gs
/**
 * Gmail関連
 */
class Gmail {
  /**
   * 指定ラベルのデータが指定日過ぎた場合にゴミ箱移動
   *
   * @param {string} label 対象のラベル名
   * @param {int}    day   経過日数
   */
  cleanupByLabelAndDay(label, day) {
    const threads = GmailApp.search('older_than:' + day + 'd -is:starred label:' + label);
    for (let i = 0; i < threads.length; i++) {
      threads[i].moveToTrash();
    }
  }
}

// main.gs
/**
 * Gmailのクリーンアップ
 */
function cleanupGmail() {
  const obj = new Gmail();
  // 「ラベル名」が365日経過したらゴミ箱に移動
  obj.cleanupByLabelAndDay('ラベル名', 365);
}