0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

EventBridgeの入力トランスフォーマーを使ってOpsItemを登録したい

Posted at

:sunrise_over_mountains:はじめに

ある特定のイベントが発生したら、OpsCenterにOpsItemを自動で登録したい!

:point_up:そもそもOpsCenterとは

AWS リソースに関連する運用上の作業項目 (OpsItems) の表示、調査、解決を一元管理できます。

例えばある障害が起きた際に、SSM Automation を利用して復旧することやリソースを関連づけで原因調査、ステータスによるインシデント管理やナレッジを蓄積・検索したり、簡易レポートを表示することが出来る。

:point_up:EventBridgeの入力トランスフォーマーとは

EventBridgeRuleが受け取った情報をターゲットに渡す前に、整形できる機能!

:sunrise:ルールの作成

今回はEC2インスタンスが停止したことを検知してOpsItemを登録できるようにします。

:one:イベントパターンの設定

EC2の停止を検知できるように設定します。
image.png

:two:ターゲットの指定

ターゲットで「Systems Manager OpsItem」を選択します
image.png

:three:入力トランスフォーマーの設定(ここがメイン)

  • 追加設定>ターゲット入力を設定 で「入力トランスフォーマー」を選択し、設定ボタンを押します。
    image.png

  • サンプルイベントの確認
     指定したイベントで入ってくる情報を確認できます。
    image.png
      

  • 入力パスの設定
     先ほど確認したサンプルイベントの中で必要な情報を変数に格納できます。
    今回はインスタンスIDとArnを使うことにします。
    image.png
     

  • テンプレートの設定
     入力パスで設定した変数は<>で囲むことで使用できます。
    なお、OpsItem登録に必須の項目はtitle,description,sourceの3つとなっています。
    その他項目は任意で指定してください。
    今回は関連リソースにインスタンスを表示させたいので指定しています。
    image.png

  • 出力を生成
    イベントから必要な情報を想定通りに抜き出して整形できていればOK。
    image.png

  • あとは任意の設定で作成まで進めます

:four:EC2を止めてみる

指定した内容で登録されました!
image.png

image.png

:city_dusk:さいごに

今回OpsItemの登録方法を解説しましたが、入力トランスフォーマーは
汎用性の高い機能となっているのでぜひ活用していきましょう!
私は、テンプレートでOpsItem登録に必要な項目が何かわからず苦労したので、同じように困っている方の助けとなればと思います:santa:

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?