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Azure Time Series Insights プレビュー触ってみた(1) 環境構築編

Last updated at Posted at 2017-04-21

こんにちは。

Azure界隈でお仕事しているえりばーと申します。
Qiitaの投稿は初めてです。拙い点ご容赦ください。

Azure Time Series Insights とは?

Announcing Azure Time Series Insights
https://azure.microsoft.com/en-us/blog/announcing-azure-time-series-insights/

4/20に発表があった、Azure環境で時系列データの分析・可視化を行うクラウドサービスです。
完全なManagedサービスとして展開されるため、事前の環境構築は不要、サービスを展開して設定すると
いきなり使い始められるところがクラウドサービスならではのメリットと感じます。

image
(上記ブログサイトより転載)

紹介されている簡単なアーキテクチャー図を見るに、データはIoT Hub、もしくはEvent Hubsから受信してそのデータを分析するダッシュボードとしての位置付けに読めます。ここでIoT HubやEvent Hubsの機能について詳しく触れることはしませんが、センサーデータ等をメッセージキュー的に受信して、後のサービスに接続するサービスです。何百万台のデバイスにも接続できることが特徴で、AzureのIoTサービスの要となるサービスです。Event Hubsはデバイス→クラウド方向への通信が可能な基本的サービス、IoT Hubはデバイスとクラウドを双方向に通信できる上位サービス的な認識をもっていただけてればよいのかな、と思います。

また、ダッシュボード画面では以下のようなインターフェースで時系列データの可視化を行うことが出来ます。

時系列グラフ画面
image
(上記ブログサイトより転載)

ヒートマップ画面
image
(上記ブログサイトより転載)

PowerBIサービスの雰囲気に似てますが、表示は専用に開発された固定のGUIで、キビキビ動きます。

今日の時点では環境の設定とデモ・チュートリアルまで見たので、ざっくりとご紹介できればと思います。

*4/21時点ではプレビューサービスであり、今後どのような変更が加わるかわかりません。必要に応じて最新の情報をご参照いただけるようにお願いします。

サービス展開とポータル上での設定項目

Azureの新ポータルのメニューには出てきません。。。検索機能で探すと出てきます。
image

image

[作成]を押下することでデプロイ設定のブレードが出てきますので、必要な情報を入力します。
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環境名・サブスクリプション・リソースグループは適当に入れてください。

image
ロケーションは上記の4箇所が選択できます。早く日本リージョンにも来てもらいたいですね。。。

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価格帯はS1とS2が選択できます。「1日ごと」と「合計」のイベント数に上限があるようです。

image
容量は単位がわかりませんが、ユニット数みたいな感じでしょうか。
上記はS1の容量を10にした時、

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上記はS2の容量を10にした時です。推定コストは単純に容量で指定した値倍したものですね。
(プレビュー価格なので、GAしたら変わると思います)

イマイチ課金単位がよくわからないです。判明したら補記しようかと思います。

ここまで設定したら、作成を押すと数分でサービスがデプロイされます。

image
サービスを選択すると、設定用のブレードが出ます。あまり設定するとこなさそうな感じですが。。。
取り急ぎ見ておくべきは、

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Configureで容量やイベントの保持期間が変えられること

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イベントソースを追加して、

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イベントハブやIoT Hubの情報を入力するところです。

とりあえず環境は簡単に展開できました。ちなみに削除を押して消すのも一瞬です。

次の投稿では、デモ・チュートリアルを利用してTime Series Insightsのユーザー向け機能を概観したいと思います。

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