こんにちは。連投になります。
前回の記事を書いていたら途中で画像がアップロードできなくなりました。。。
ので記事を分けています。
Azure Time Series InsightsのサービスをAzureポータルで展開するところまで来たので、今回はダッシュボード機能について紹介します。このダッシュボードはこのサービス独自に作ったようで、直感的で使い勝手が良いと感じました。
Time Series Insights ダッシュボード(?)
さて、概要タブの中に「タイムシリーズインサイトのURL」と書いてあるところがあるのでこちらに移動します。
ブラウザの別画面でTimeSeriesInsights画面が開きます。
同意するとメイン画面が表示されます。とりあえず何も設定してないので、デモ環境に行く、ってボタンを押しましょう。
Contoso Factoryというデモ環境のデータがロードされ、4/1から5/1までの1ヶ月間の時系列データがあるグラフが出てきました。ここからチュートリアルの始まりです。
まずは時系列選択パネルからドラッグで範囲を選択し、
をクリックします。
右側ペインのグラフを適当にドラッグし、右クリック→[Explore Events]を選択すると、
チャートの下にデータそのものを確認するグリッドを出せたりします。
*ここのロードが結構時間かかってたのだけどどうしてだろう。。。
STATSのタブをクリックするとグラフが出たりします。型をみてグラフ分けてるのかな?
左側のペインには時系列データの間隔調整を行う機能、時系列のカテゴリを調整・追加する機能が並んでます。
表示の系列はMEASUREで選んで、上のCOUNT/AVG/SUMで集計方法を選択します。
また、SPLIT BYにカテゴリ項目を指定することで、系列をグループ化することもできます。
系列を追加するともちろん増えます。
右側ペインのフィルタ欄を使うと特定の系列のみにフィルタすることができます。
画面上で系列にマウスを当てると、そこだけが強調表示されます。クリックする必要はありませんので素早く比較できる感じです。
右側ペインのCHARTをHEATMAPに切り替えると、時系列ごとのヒートマップに切り替わります。系列が行に展開される感じですね。
#まとめ
ということで、デモ・チュートリアルを利用してAzure Time Series Insights プレビューの機能を概観してみました。個人的な感想としては、(今回はやってませんが)データをアップロードしたらすぐに使い始めることが出来そうで、ダッシュボードは時系列データの操作に関する基本的な機能を網羅しているところは非常に良いと思います。
PowerBIでも同じことはできると思いますが、こちらのほうが時系列データに特化している分操作が簡単になっているため、センサーデータのモニターをしたいとか、やることの決っているユーザーにとっては使い勝手がよいのではないかと思います。
今後はAPI連携など、他の機能の調査もしていきたいです。特にMachine Learning系サービスとどうやって連携させるのかについては、IoTという技術分野では興味深いところだと思ってます。
ではでは。