vagrantを使うと自身のPC内に仮想環境を構築でき便利なのですが、
自分が使っていた環境を複製したり、他のメンバーに同じ環境を渡したいことがあります。
その時の手順です。
配布元
パッケージ化する
まず、使っている環境を配布するように以下のコマンド使って使っている環境をパッケージ化します
vagrant package --output [好きなbox名].box
完了すると、実行したフォルダ直下に[好きなbox名].boxができているので、こちらのパッケージ.boxとVagrantfileを配布します
配布先
フォルダ作成 + 配布されたboxを配置
配布されたboxを配置するためのフォルダを作成します
mkdir [フォルダ名]
配布されたboxをそこに配置します
boxを登録
以下のコマンドを使用し配布元のboxからboxを登録します
vagrant box add [指定のbox名] ./[配布されたbox名].box
念のため実行した以下のコマンドでちゃんと追加されたか確認します
vagrant box list
boxを使用
先ほど登録した名で以下のコマンド追加Vagrantfileを作成します
vagrant init [登録したBox名]
Vagrantfileの編集 (不必要な場合は飛ばしてください)
配布されたVagrantfileを基に作られたVagrantfileを編集していきます
私の場合は、以下の設定の追加と、ipアドレスを変更しました
# IPアドレスの設定
config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.18"
# 共有フォルダの設定
config.vm.synced_folder"./webroot","/var/www/html/",mount_options:['dmode=777', 'fmode=666']
vagrant 起動
以下のコマンドでvagrant を起動します
vagrant up
起動できたら完了です
手軽に配布できますね、これならグループ開発などでも、とても助かります