AWSの勉強中、
WebサーバーにWordPressとPHPを入れた後、動作確認すると
バージョンWordPressのバージョンに対して、PHPのバージョンが古すぎると(恐らく)WordPressにお叱りを受けたので、
対処したときにてこずったので忘備録。
状況
AWSでEC2上にAMAZON LINUX2を使用。
PHPをインストール。(yumコマンドを使用)
WordPressをインストール。
Appacheを起動。
ブラウザでページを確認すると・・・
wordpress(5.2.2)はPHP5.6.20以上が必要とのこと
対処方法
まず、PHPのバージョンを確認
$ yum list installed | grep php #インストールしたPHPのバージョンを確認
次は、phpのアンインストールから
$ sudo yum remove php*
remiリポジトリの追加。
epelリポジトリはAmazon Linux(Amazon Linux 2 AMI 2.0.20190618)にはすでにインストール済み。
$ sudo rpm -Uvh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm
再度PHPのインストールを実施。
$ sudo yum -y install --disablerepo=amzn-main --enablerepo=remi-php72 php php-mysql php-mbstring
$ yum list installed | grep php #インストールしたPHPのバージョンを確認
これで、PHP7.2がインストールされた。
まとめ
AMAZON LINUXにPHP7.2のインストールができた。
動作確認するときはAppacheの再起動を忘れずに行うこと。
Amazon Linuxでは、何もしないと、PHPは5.3がインストールされる。
原因は、Amazon Linuxのデフォルトの状態では、amzn-main.repoとamzn-updates.repoのリポジトリ以外は無効化いる。
amzn-main.repoには、PHPが5.3までしか対応していない。
そのためにオプションでamzn-mainを無効にして、インストールしたremiリポジトリを有効にしてあげる必要がある。
参考ページ
PHP 最低必須バージョンの変更
Amazon LinuxでYUMを使う時に気をつけるポイント
Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築